こんにちは!国際医療福祉大学医学部の茅原武尊(かやはらたける)です!

 

10月2日、小石川中等教育学校の中高生を対象に、「海外挑戦」をテーマにした講演会を開催いたしました!

 

このイベントは、海外への挑戦や留学を、遠い夢物語ではなく、すぐそこにあるリアルな選択肢として感じてもらうことを目的に企画されました。学生メンバーが中高生向けにやるのは初の試みです!

 

私自身も中高生時代は、大学生はすごく遠い存在でしたし、ましてや海外で医師をするなんて選択肢は全く知らなかったです。年齢の近い大学生がどういうことを考えて、どういうことをしているのかという体験談を通じて、生徒一人ひとりが自身の将来を具体的に描くきっかけになってほしい、という思いからスタートした企画です。

 

以前、別の団体で中高生向けの企画をしたときに中高生のためにやっているつもりが、私自身もすごくエネルギーがもらえて、とても充実感があったので、ぜひやりたいと思っていました。

 

講演会の前半は、心臓外科医であり、NPO法人Team WADAの代表でもある北原先生が登壇しました。なぜ海外へ挑戦しようと思ったのか、その「きっかけ」や、実際に直面した「困難」、そして、海外へ挑戦するために中高生のうちからできることは何か、といった具体的なアドバイスをお話されていました!

休憩を挟んだ後半は、学生が主体となるインタラクティブなセッションを行いました。

現在、海外留学を目指して奮闘中の4人の大学生が、一人8分間の持ち時間で自身の体験を発表しました。それぞれの「挑戦のきっかけ」や「将来の夢」、そして決して順風満帆ではなかった「失敗談」や、それでも挑戦を続けて「得られたこと」など、それぞれの赤裸々なストーリーが語られました。

純ジャパなのに、なぜ海外へ行くのか?大学生でボランティアはなんでしているのか?海外で働くとどんないいことがあるのか?など 年齢の近い私達大学生からのリアルな話は、中高生の皆さんにとって、共感できる部分が多く、将来を考える上で役に立っていただけたら嬉しく思っています!

 

その後は、クイズ大会で盛り上がりました!

 

  • 「北原先生が心臓外科医になった理由は?」 といった、登壇者の人柄に迫るユニークな問題
  • 「アメリカの心臓外科医がドナーの心臓を取りに行く際の移動手段は?」 といった、現地のリアルが分かる問題
  • 医師の仕事内容の違いに関する、知識が深まる問題

 

など、全10問が出題され、大いに盛り上がりました。見事、優勝した生徒さんには、北原先生執筆の留学本『留学医師LIVE~世界に飛び出す未来が見える』をプレゼントしました!

 

 

この講演会が、参加してくれた生徒の皆さんにとって、「自分も挑戦できるかもしれない」という前向きな気持ちを持つ「勇気づけ」や、将来の選択肢を広げる「きっかけ」になったのであれば、企画者として嬉しいです。

 

最後になりますが、ご参加いただいた生徒の皆さん、そして多大なるご協力を賜りました小石川中等教育学校の先生方に、心より感謝申し上げます。

 

このような場を通じて得られた出会いが、将来的なネットワークに繋がっていくことを期待しています。私たちTeam WADAは、今後も中高生と大学生・若手医師とのつながりを広げる活動を続けてまいります。

 

ご興味のある方は、ぜひウェブサイトやSNSをチェックしてみてください。