先月中旬に直属のボス(看護部長)が突然早期退職をする事になり、急遽ポジションに空きが出来ることになりました。当然ながらポジションの補充をする訳ですが、有り難いことにボスの方から“私の方から貴方の事を推薦しておくわ”と言って頂いたので、結構無謀だとは思いながらこのキャリアアップにチャレンジして見る事にしました。
ボスには知らされていなかった様だけど、このポジションは実は既に内定者がいる様でした。ですが、
チャレンジしなければ何も判らないのでインタビューだけでも今後の良い経験になると思い受けてきました。
看護部長になると臨床からは離れ、病院経営などのマネージメント業務が主になってきます。完全に管理職となるとクリニカルな事からはだいぶ離れてしまうのでちょっとどうしようかと考えてしまいました。ですが今後のキャリアの事を考えないといけない時期が来たのかと思います。CV (Cover Letter)やレジュメ(履歴書)には当然今までのプロジェクトの成果や関わってきたビジネスプランの成果などを書いていきます。今までやってきた成果を慎重に書いて見ましたが、半分笑うしか無いような代物の履歴書ができました(笑)
最初はこの負け戦と知っててチャレンジするのもどうしよっかなぁーと思ったのが正直な所ですが、
推薦貰って履歴書を送ってもインタビューに呼ばれなければ意味がないのです。当然ですがポジションが
上がるに連れてインタビューも難しくなります。幸運にも今回はインタビューに呼んで頂けました(笑)
結果的にはというより当然の様に “ Not offer this position”となりましたが、
後にInterviewerより頂いたフィードバックでは、私のインタビュー自体は特に問題無かったのですが、
もう一名の候補者の方がMBA保持者で少し病院経営の経験がある事が決めてになった様です。
Interviewerの一人だったDeputy Chief NurseからはMBA取得を進められましたが、看護とは程遠い分野なので少し躊躇します。一応病院のMBA Apprenticeshipへ応募しましたが、これまたインタビューがあるので結構面倒臭いと思っている所です。やっぱり日本人がHigher Positionに付くには本当に大変ですね。
今回のインタビューでは通常とは違うインタビューテクニックが必要だったので色々と勉強になりました。このインタビューテクニックはJobインタビュー専門のコーチングスタッフから教えて貰ったテクニックです。今後海外の病院でのJob Interviewを受ける方の参考になると思いますので、次回、詳しくまた書いていきます。
負け戦でも雰囲気、面接の問答などを体験することはものすごく価値があると思います.非常に共感を覚えました.
三浦先生、コメントありがとうございます。負け戦を体験することで、多くの事を学びました。次回また機会があればもう少し改良した形でインタヴューに望めそうです!