20回到達。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31562798/

Five-Year Outcomes after PCI or CABG for Left Main Coronary Disease

NEJM

 

EXCEL trialの5年の成績。

2019年の論文。

2010-2014年に17国、126施設で施行されたRCTの結果。

Left main病変をPCI群(948)、CABG群(957)に分けて追跡。

ちなみに、EXCELのXはDES、XIENCEからきているそうだ。

Evaluation of XIENCE versus Coronary Artery Bypass Surgery for Effectiveness of Left Main Revascularization)

初めて知った。

Left main 病変は、SYNTAXスコア低めだそう。

 

結果として、primary outcomes(Death、Stroke、MI)に関しては、有意差なし。

PCIで22.0 %、CABGで19.2 %。

Secondary outcomes(Death、Stroke、MI、revascularization)は、有意差ありでCABGの方が良好。Five-Year Outcomes after PCI or CABG for Left Main Coronary Disease | NEJM

 

あと、興味深いのは、

-30 days、30 days-1Y、1-5Yで次第にCABGのoutcomesが逆転していくこと。

初めはPCIの方が成績が良いが、1年くらいで同じになり、CABGの方が良くなっているようです。

有意差あるのは、re-vascularizationくらいですが。

その他、therapy failure、Stroke、TIAに関してはPCIの方が良好。特にStrokeに関しては有意差出てるようです。

 

CABGで、どういう手術してるとかは全く記載されてません。

3年の時の論文で書いてあるんかな?

 

概ね、CABG優位という印象です。

 

April 17, 2021

AN