Toronto大学のTirone E. David
個人的にジョージクルーニーに似てる気がする。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33008570/
A progress report on reimplantation of the aortic valve
J Thorac Cardiovasc Surg
1989年から行われている、いわゆるDavid手術465症例、meanで10±6 yearsの追跡。
しかも98%の追跡。
David先生個人の成績かと思ったが、Toronto大学3人のAttendingの成績みたい。
465例
mean 46 yo
Marfanは165 (35.4 %)
type Aは33 (7.1 %)
LVEFは70 %程度が>60 %
mod以上のAIが60 %
Bicuspidは14.4 %
earlyのmortalityは1%、すばらしい結果。
手術内容としては、AOT 113 min、CPB time 137 min。早い。
しかも結構な割合で大動脈弁に対して追加処置している。
Aortic cusp plication 38.2 %
free margin reinforcement 23.8 %
Creation of neo aortic sinuses 32.9 %(オリジナルはtube graftにやってます)
20 yで死亡は25 %、10 y 9.2 %、15 y16.0 %。これは全死亡です。
Aortic valveの再手術は10y 2.1 %、15y 4.0 %、20 y 6.0 %。
mod以上のAIは、10 yで5.3 %、15 yで7.3 %、20 yで10.2 %。
素晴らしい結果。
個人的には、縫うところ多いし、敷居が高い手術。
AOT 111 minで終わるんだという感じ。
機械弁のBentallよりも成績よさそう。
結構適応は厳しくしている印象。
弁尖に石灰化とかある場合はやらないみたい。
天才的な発想、再現性があり、素晴らしい手術。
チャチャっと出来るようになりたいですね。
May 15, 2021
AN
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