コメニウス大学医学部6年生の濱田省太です。
最近、中東欧の医学部への質問が増えてきているということでブログを書かせて頂きます。
前回書かせて頂いた記事ではコメニウス大学がどういうところかを書きました。今回はコメニウス大学に入学するまでの準備や手続きを書いていきたいと思います。
5年前の話なのであまり詳しく覚えてないですが、頑張って思い出しました!
まず入学試験が6月下旬と8月中旬にあります。日本でいう前期と後期ですね。願書の提出期限は1ヶ月前でした。
入学試験を受けるために必要な書類は
・願書
・受験料 80€ (約1万円)
・パスポートのコピー
・高校の卒業証明書(英訳)2枚
・出生証明書
・B型肝炎ワクチンの証明書
・3枚の顔写真
でした。
ただ気をつけてください。とても重要なことです。ここで提出した顔写真が学生証の写真に使われることになります。
この書類を提出するときは思ってもなかったです。まさか6年間もテカテカの七三分けの変な顔のやつを使い続けることになろうとは、、、
入学試験は筆記試験と面接がありました。もちろんですがどちらとも英語で行われます。
筆記試験は生物・化学の問題が合わせて100問でそれぞれ4つの選択肢があり0-4個の正解を選択するものでマークシートで行われました。
面接では医学部を目指した理由や趣味など医学部に関係ないことなども色々と聞かれました。
コメニウス大学が推奨する入学試験用の本があるのですが、ほとんどこの本から問題がでてきたみたいです。青い本だからブルーブックと呼ばれていて、生物・化学それぞれ750問と8個の選択肢で構成されています。内容は高校の範囲を越えていて、例えば”ドイツのゴキブリが媒介する感染症は何か?”などの医学的な問題が多々ありました。
この本を勉強するのが合格への1番の近道だと思います。
コメニウス大学の入学試験対策は約半年前の12月から始めました。
上記で述べたブルーブックに加えて、Life: The Science of Biology、The Usborne illustrated Dictionary of Science、Let’s Review Chemistryシリーズのものを電子辞書を使い勉強していました。
当時の写真を見ていたら解剖学や生理学も少し勉強していました。たしか入試の対策問題に少しでてきたからだと思います。字も絵も汚いですが、
英語はネイティブではなかったのでとても苦労しましたが、入学した後のことも考えるとあのときしっかりやっておいてよかったと思います。
ちょっと長くなってしまったので今日はここまでにしておきます。
あくまで5年前の話ですので、興味のある方は大学のサイトを見るか大学に問い合わせてみてください。
現在息子はチェコ医学部の予備コースに通っておりますが、コメニウス大学の雰囲気や進級率などしりたいです。
事務局に所属しなくても試験受けられますか?
現地試験日はいつ頃でしょうか?
どこの大学も本人の努力が大事ですが、海外の大学を選択した以上、息子の夢である医師になってもらいたいので
コメニウス大学の試験や進級率教えてください。