初めまして。シカゴ大学に2018年7月から研究留学をしている幸田と申します。同じシカゴ大学にいたということで、北原先生からこのようにブログを書く機会をいただき光栄です。ブログの打診はチームWADAの新ホームページが完成した2019年9月でしたが、何をするにも最初の1歩が遅い私はブログ掲載まで3ヶ月を要してしまいました。この場を借りて謝罪いたします。すみません。

 

チームWADAのホームページ、ブログ、ツイッター、Facebookの読者の皆様は既にご存知かもしれませんが、マラソン部を擁するチームWADAは2020年5月にサンディエゴで行われるロックンロールマラソンのフルマラソンに出場することが決定しました。なんとなくお分かりかもしれませんが、私も出場することになりました。出場決定の時の状況としては、2019年の7月か8月だったと思いますが太田先生が急に出場すると言い出し、西田先生も行く意向を固めていると聞かされ、なんなら北原先生も出てもいいかなということだと言うのです。君が行かないということがあるだろうか?と。太田先生から言われることには大抵「あぁ、ハィ、分かりました。」くらいな従順な返事の私ですが、この時ばかりは「あぁ、ハァ、行かないと思います。」と最初は断ったような気がします。というのも、身体面では喘息罹患歴のある私は大学生時代の呼吸器内科ポリクリで、呼吸機能テストで班で唯一の閉塞性換気障害レベルのFEVを出しました。加えて、中学から大学までバドミントン部に所属し(高校は同窓会)、下半身の筋肉は極端なまでに速筋で占められていると思われますし、今は全くそれも使っていません。更に、精神面においても、何故辛い思いをして長い距離を走る必要があるのだろうかというシンプルなマインドですし、かつ、長距離走ではいつもゴール前では解放感が強すぎて小便を催すといった始末だからです。しかしながら、その太田先生とのやりとりの後、私は出場することを約束してしまいます。それは、北原先生がたまたま研究会でシカゴを訪れたときに、なぜか北原先生が真顔で「僕は幸田先生が出ないなら、出ませんよ。」的な言葉を放ったことが理由としては大きいのかもしれません。おっさんしかいない夕食で急に青春ぽいことを北原先生が言い出したことにグッと来たのか、角を立てずに和を以て貴しとしたかったのかは忘れましたが、私の出場は決まりました。添付している動画は、その後、太田先生のオフィスに呼び出されて、奥さんにサンディエゴに行くことになったことを伝えたかどうかの報告、太田先生からのマラソンについての有り難い講釈、今後の抱負などについて話したものです。この日は、1時間以上この話をして、リサーチミーティングは2-3分くらいでした。

誰が見んねん状態ですが、今後もマラソン終了まで不定期に、可能なら1ヶ月おきくらいに、ロックンロールマラソンに向けた近況を動画とともに報告したいと思います。

また、ロックンロールマラソンにチームWADAとして参加したい!という方がもしいらっしゃれば、太田先生までご連絡を。是非一緒に走りましょう。