皆さんは、年始に1年の目標を立てますか。

私は、何かを達成することが好きな性格なので、毎年計画を立てています。

実際に実行し続けること、または達成するのは半分あるか、という感じですが。

 

それで今年もいくつか計画を立てました。

その中で目標として掲げたものの一つは『本をもっと読むこと』。

(仕事がらみ、家族がらみなど、全部で目標は7−8個あります。)

 

本を読むのは好きなのですが、よっぽど面白いものでないと読み終わる前に飽きてしまいます。

それがまた英語だと、読むのに時間がかかるので、途中で飽きる率が高い。

また本を買うと、家に読み終わった本が山積みになる。

 

などなど、色々な理由で、

図書館からオーディオブックを借りて本を読む、と言う主にする事にしました。

 

日本では可能かどうかわかりませんが、こちらでは図書館のカードがあると、オンラインで本やオーディオブックが借りられ、期間が来たら自然と返却され読めなくなります。

e-bookやオーディオブックを借りておいて、何かの待ち時間など時間を潰さないといけない時に読み、読み終わったらオンラインで返せば良いのです。

 

今年2冊目の本は

『When Breath Becomes Air 』と言う若いアメリカの脳神経外科医が書いた本です。

非常に優秀で、もうすぐチーフレジテントのトレーニングが終わり、コンサルタントになれる、と言う時に、思いがけなく受けた進行癌の診断。

 

一人の人間として、自分の死がすぐそこまで来ている事がわかった時に、どのように生きるか。

患者となった医者が、どのようなことを考え、行っていくか。

 

このサイトの読者の方は若い方が多いので、多分私が今の自分の年齢と経験で感じた事と同じような感想は持たないでしょう。

 

私でもこの本を20年前に読んだら、かなり違う感想を持った可能性があります。

 

それでも、既にに医師である人、またはこれから医師となる人たちに、是非読んでいただきたいなあと思います。

 

When Breath Becomes Air by Paul Kalanithi