さてさて、ロンドンがというよりイギリス全土がLockoutされて1週間が経ちました。人が通りに居ないです。夜なんて、通りのネオンばっかり派手についている所為か、かなり不気味です。

まさに ウィル スミスの “ I am Legend” 状態です。

 

最近のロンドンは物騒な事にNHS 職員のIDを狙った強盗事件も多発しています。

人通りがないので、夜道を歩いている人は病院関係者が多いし、NHSのIDは現在、

多くのスーパーやお店での買い物やレストランで大幅な割引や優待が出来るとあって狙われているようです。当病院近辺でも自転車、携帯電話、IDなどを狙った強奪事件が1週間で6件、病院に侵入して、PPEを盗まれた事件が1件発生しています。なので、病院の各入り口にはセキュリティーが2名ずつ配置され、

IDが無ければ入れなくなりました。いくら顔なじみでも顔パスも許可されません!

 

ニュースで知っているかもしれませんが、イギリスのCOVID-19の感染者、死亡者は日に日に増加しています。そろそろICUのキャパを2倍にしても限界に近づいて来ました。政府の方針でロンドンのグリニッジにあるコンベンションセンター ExCel Londonを臨時の病院として使用する事を決定し、軍が建設をしています。実質的なCOVID-19 の野戦病院です。名前もNHS Nightingale Hospital. 

Bedのキャパは4000床、内ICUは500床となります。主にArmy Doctor/ Nurseが運営しますが、当然スタッフが足りないので、ロンドン市内の各病院からもスタッフを派遣する事になりました。CEOからのメッセージでは、個別にアプローチがあるとの事ですが、今のところ私には来ていません。この病院では治療も当然しますが、COVID-19の公衆衛生のデータを取る目的もあります。

 

外出禁止令中、weekdays〜私は仕事で病院に行くので“屋内に缶詰”的なストレスはないですが、先週より在宅勤務になり主夫になった夫が常に家にいるので違う意味でストレスがあります(笑)思い立ったように、

創作料理の数々をご披露するのは止めて頂きたい。仕事で疲れて帰って来たら、美味しいものが食べたいと思うのは人の性。教理本は沢山あるので、頑張って欲しいデス。

 

とは言っても、あんまりおんぶに抱っこは悪いと思い、週末くらいは私も何か作ってあげないとね。

実は私もNaokoさんと同じ、昔、製菓*製パンのコースをLe Cordon Bleu Londonでとっていました。

プロに習う本格的な教室は楽しかったです。私もなかなか時間が無いので手の込んだお菓子やパンは作りませんが、天然酵母を起こして作るサワードウブレッド(日本では田舎パン?)やバゲット、ブリオッシュ、クロワッサンはたまに作ります。パン作りは意外にストレス発散になりますよ。(パン生地を作る時にサンドバッグ的な役割をしてくれます)

 

 

写真は我が家の2代目BIALETTI社のエスプレッソケトルです。サイフォンの原理で直火で沸かしていきます。イタリア人の家庭には一家に一台、日本の炊飯器の様に必ずと言って良いほど持っているものです。最近はカフェが全て閉まっているので、家で沸かして仕事へ持っていきます。疲れた時はバニラビーンズの入った蜂蜜を入れて、バニラモカにして飲みます。