このAdvanced Fellow(原則3年のフェロー終了後に行う超専門研修)応募に際しては、IMGではあるがシカゴ大学の消化器フェローでpermanent resident statusでもあり、もはやアメリカ人候補と比べて何も不利な要素はなかった。消化器フェロー応募の時よりも更に自信をもって、自分をいかにプログラムに知ってもらうかだけを考えて準備した。
自分がプログラムを選ぶ上で考慮した点は
多くの候補者がとても気にしていたフェローが経験できるとされる症例数の目安は、自分は重要事項としては考えてなかった。Volume とCompetencyの相関はあくまで個人個人で違うと考えていた(今でもそう思う)ので、大学病院のプログラムであればトレーニングに必要な数とバラエティーは担保されると考えていた。実際に応募したほぼ全てのプログラムから面接に呼んで頂き、7つの施設へ面接に訪れた。
招待されたが諸事情でお断りしなかればならなかった中にも、著名なプログラムは多数あった。
マッチングの結果、University of Pennsylvaniaに決まった。この施設は上記の考慮点のうち1-3で申し分なく、4についてはシカゴには劣るが都市の大きさから不自由はなかった。そしてライブでも少し紹介して頂いたり、私のブログ6にも書いたが、現ミシガン大学心臓血管外科の福原進一先生と同じUniversity of PennsylvaniaのAdvanced Fellowとして再会できたのもとても嬉しい思い出として残っている。
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