お邪魔いたします。シカゴ大学太田です。

 

今年ももうすぐ終わりますね。時が過ぎるのは本当に速いものです。光陰矢のごとしですね。今年一年を振り返るこの時期に一年だけ振り返ればいいものを遠い昔まで振り返り勝手にノスタルジックな気持ちになるのもこの時期特有の楽しみですね。チームWADAに関して言えば、今年は代表の奇異で突き抜けた感じにもより拍車がかかり順調に活動を進めることができたと感じております。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。私個人といたしましては、特に何もしておりませんが代表の長話の聞き役という副代表の責務をとりあえずの形でこの一年全うしてまいりました。また、ChatGPTなどのAIが台頭する時代において、今やネット上の化石と化したブログという手段にて思いの丈を徒然なるままに述べさせていただきました。ブログという特性上、私が言いたいことを一方的に自由気ままに語るばかりで、振り返ってみれば読まされる方は実に迷惑だったかなと思ったりもしています。でもここまでわざわざ足を運んで(クリックして)私の拙い文章を読んでいただいてありがとうございました。改行もなく句読点も少なめで文中の形容詞が異様に多い文章を読まされるという苦行に耐えて頂き感謝いたしておりますと共に単純に尊敬の念を抱いております(句読点なし)。何かを主張するとき、やはり断定的に書くことが読者の印象に残るのではないかと考え、文章の端々に率直で偉そうな表現も多々あったかと思います。結果的にやたらと上から目線だなと思われた方もいるかもしれません。表現上のテクニック(?)ということでお許しください。そしてどうやら私は同じことを2回書くという癖があるようです。実際この冒頭にて同じことを2回書いてしまっているのもその癖のせいです。あくまで癖のせいであり、私自身のせいではありません。。。。ほらね。また2回書いてしまった。私と直接話をした方やおっさんずラジオを聴いていただいている方々ならご存知かと思いますが、私と喋ると同じことを3回以上聞かされる羽目になるので、ブログ上の2回繰り返しはまだマシだと思うので良かったですね(謎の上から目線)。冒頭に3回目の繰り返しを書くとなれば”Time flies”なのですが、やはり繰り返しが多すぎるので控えました。ここで書いてちゃ意味ないのですが。要は、いつもダラダラと長いのに今回のブログは二言三言だけでスッと終わって、物足りなさと哀愁を残しつつ今年の締めにしたいと思っている次第です。

 

私は今までいろいろなことを書いてきましたが、それらは単なる私の所感に過ぎません。私の意見に賛同する人もいれば反対の人もいるでしょうし、無関心の人も多くいると思います。私と異なる意見に対して、どちらが正しいか正しくないのかと正誤をつけるのは誤りです。優劣や正誤の問題ではなく異なる意見が2つあるだけの話です。言ってみればどちらも正しいのです。正論とは本来、道理上の問題を問う時に正しいと評価されるべき理論であるという認識しています。ゆえに正論は世間一般から見て常に道理が通っているのですが、正論をかざして意見の違う相手と戦うことが必ずしも正しいことではありません。正論はその特性上、「白と黒をはっきり分ける境界線を引く」という習性を持ちます。それこそが正論の役目なのですが、世の中の全ての論争に当てはめ得るものではないのです。なぜなら世の中は白か黒の2色だけではなく、その間には無限の中間色が存在するからです。そしてそれら全てが「ある意味正しい」という曖昧さを持っています。絶対数で言えば、中間色の方が多いのです。割合的にはおそらく白1%中間色98%黒1%となるでしょうか。世の中の1%ほどの「白」を正論で切り込んで線引きし、残りの99%を「黒」だと言うのは正しくないのです。

 

世の中に溢れる数々の発信のうち、何かを啓蒙するための投稿には極端なものが多いような気がします。白や黒の極論を発信する方が注目を浴びやすく読者の目に付く確率が高いためだと思います。大抵は読者を鼓舞してやる気を出させたり努力を促す「死ぬ気でやってみな死なないから」系の投稿か、もう何もしなくていいんだよ・嫌なら逃げて大丈夫あなたはあなたのままでいいんだよなどの「神と精霊の名に於いて」系の投稿などがそうです。私はどちらかと言うと前者の暑苦しい系でしょうかね。せめて白と思われてることを祈りますが。いずれにせよ、これらの発信は白黒ハッキリ系で評価するなら、発信者が言ってやったぜ感で満たされるということ以外は大して読者の役に立たないのです。他人に押された「やる気スイッチ」は結局すぐにオフになりますし、他人に活字で言われた「逃げても大丈夫」は結局は無責任な片道切符に過ぎなかったりするからです。いろんな意見を聞いて・読んで自身で消化吸収するのはとてもいいことだと思います。ただその一つ一つを自身の感覚で評価して自分色に変えて応用することが大事なのです。白か黒かというのは分かり易いがゆえ、すぐにそのまま受け入れたくなるものです。まして、権威ある有名人や尊敬する人が発信していることなら尚更その傾向が強くなります。しかし世の中は「曖昧さの中間色」の集積でできています。1%の白と1%の黒の極論に影響されず曖昧さを受け入れて自分色の人生を楽しむことが大事なのです。人生の主体は間違いなくあなたなのです。AIに導いてもらうのは晩御飯のレシピだけにして、人生のレシピは自分で決めるものなのです。

 

どうでしょうか?「神と精霊の名に於いて」系デビューしちゃいました。

 

人生のレシピとか言っちゃってますね〜でもここでラジオです。別に聞きたくなければ聞かなくていいんだよ?自分の好きにすればいいんだよ??ほらラジオだよ。今回は、「うんうん、頑張ったよ、良かったよ、うんうん」って神と精霊の名に於いておじさんがおじさんを労ってくれている物語です。それではおっさんずラジオvol.22「白と黒 結」で無駄時間の極みをお楽しみください。

 

 

今年一年は私にとって、チームWADAにとって大変実りの多い良い一年となりました。それも暖かいサポートをいただいている皆様のおかげです。本当に感謝しております。

先日、代表と長回しを撮ってみたのですが、どうやら来年もチームWADAは新しい方向に進んでいきそうな雰囲気が出ておりました。詳細は次回の長回しをご覧ください。一応今年の総括ということで長回しをしたのですが、長過ぎて編集が全然間に合わないので、新年明けてから新年のご挨拶と共に公開したいと思っております。

本当に楽しい一年をありがとうございました。チームWADAは来年も邁進し続ける所存ですので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。皆様、時節柄ご自愛の上、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

エピローグ:これにておっさんずラジオブログ「起承転結」が完了いたしました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。ラジオ22投稿時間はちょうど紅白歌合戦、年越しそば等で大変忙しい大晦日の夜だと思います。無駄の極みを提供するおっさんずラジオ22を今すぐご視聴開始いただければ、ラジオが終わる頃にちょうど年が明けてしまって「この重要な年越しの瞬間になんて曖昧なものを聞いてしまったのか。。。」と究極の無駄時間を楽しめる仕組みになっております。我こそは生粋のおっさんずラジオフリークという方がもし万が一いらっしゃいましたら、大晦日の究極の無駄時間の過ごし方をお楽しみください。

 

もう一ついいですか?

ラジオを編集している際、自分で自分の会話を聞いていて思うのですが、言いたいことが溢れ過ぎて自分の口と思考が追いついてこない感じで、話が行ったり来たりしていますよね。オーノ先生の言うところの「あんた、病気だよ」ってのもあながち間違いでないような気がしています。ただ言いたいことを忘れないようにちゃんとメモしていたことに関しては自分で自分を褒めてあげたいと思っています。今回のラジオ22の電話の際、ラジオ21からの流れですと、普通オーノ先生はミノるんとの会食の件を聞いてくると思いませんか? でもオーノおじいちゃんはもうすっかり忘れてしまっているのですよね。私も相当記憶力悪いですけど、オーノ先生のそれは私のレベルをはるかに凌駕しています。よくラジオの終わりに「また明日電話するから」「後で電話しますんで」とかオーノ先生がよく言ってますよね? あれって一度も電話かかってきたことありませんから。私も今回はミノるんの件は聞かれなかったので言いませんでしたけど、次回もしオーノ先生に聞かれたらお話したいと思います。次回話すまでに私が覚えていられる自信もないのですが、とりあえず視聴者の方には物足りなさと哀愁をここに残しつつ2023年度の私のブログを閉じたいと思います。忘却は未来への投資なのです

 

ありがとうございました。

チームWADA 副代表 太田