ベルギー(一時帰国中)の澁谷です。
team wada ブログを通じてテレビ出演の依頼がありましたのでご報告させていただきます。
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本日テレビ朝日の朝のニュース番組グッド！モーニングで私がコロナウイルス診療に関してインタビューされたものが放送されました。
昨日の朝、テレビ朝日の方から取材の依頼が来て、夕方にzoomを用いたリモートでの取材という形で依頼を受けました。
取材の依頼内容としましては、コロナウイルスへのヨーロッパ と日本の対応に関して現場の生の声を聞きたいとのことでしたので、専門家でないので一医療従事者の声としてしか答えられませんとお断りした上で取材に応じさせていただきました。
が、編集で取材内容とはかなり異なった報道をされてしまい、放送を見て正直愕然としました。
取材では、ヨーロッパ での感染状況に関して、私がベルギーから日本に戻ってきてコロナウイルスに関する診療をするに至った経緯、帰国時に感じた日本の診療体制に関する率直な意見、また日本で再度働き始めて1ヶ月ほど経って現場はどう変わったか、現在の現場の様子、日本のPCR検査への対応に関して、現在医療現場で必要とされているもの、最後に一言、という感じで40分程度質問に答える形で進んでいきました。
その中でも、PCR検査に関してはこれから検査数をどんどん増やすべきだというコメントが欲しかったようで繰り返しコメントを求められましたが、私は今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではないとその都度コメントさせていただきました。
確かに潤沢な検査をこなせる体制というのは本当に必要な方に対してはもちろん必要です。
ただ、無作為な大規模検査は現場としては全く必要としていない事をコメントさせていただきましたが完全にカットされていましました。
(※大規模検査が必要ない理由に関しては、調べていただければ感染症や公衆衛生の専門家の方々の意見などたくさん出てきます)
カットだけならまだいいのですが、僕がヨーロッパ 帰りということで、欧州でのPCR検査は日本よりかなり多い(日本はかなり遅れている)といった論調のなかで僕のインタビュー映像が使用されて次のコメンテーターの方の映像に変わっていき、だからPCR検査を大至急増やすべきだ！というメッセージの一部として僕の映像が編集され真逆の意見として見えるように放送されてしまいとても悲しくなりました。
また、現場の生の声として、物資の手配と医療従事者への金銭面や精神面での補助に関しても強調してコメントさせていただきましたがそちらも全てカットされてしまいました。
物資の手配に関してはたくさんのコメンテーターの方が繰り返し言っているのでまだいいのですが、最前線への医療従事者の方には危険手当のような補助がないと続かないということは強く言わせてもらったつもりです。
家族などへウイルス感染を持ち込んでしまうことを恐れて1人病院に泊まったり、病院の近くにホテルやマンションを借りて自主的に隔離をしているスタッフも知っています(もちろん自腹です)。
愛する家族子供とも会えずに、身体的精神的な負担だけでも計り知れないのに、金銭面な負担までのし掛かるのは本当に残酷でしかありません。
医療者のプロフェッショナルとしての気概だけで現場を回すのには限界があると思い、そういった部分に行政などからサポートを入れて欲しいと強くコメントさせていただきましたが、全てカットになってしまい本当に悲しい限りです。
忙しい最前線の医療スタッフは取材に応じる時間も気持ちの余裕も全くないです。
僕はたまたま非常勤として働いており時間があったので現場の生の声を多くの方に知ってもらえればと思い取材に応じさせてもらいましたが、実際には生の声すら全く届けることは出来ず不甲斐ない気持ちです。
メディアの強い論調は視聴者に強く響き不安を煽ります。
情報が過剰な現在で、どうか正しい知識と情報がみなさんに行き渡って欲しいと切に思いました。
正しく伝えるって難しいですね、、、。
特異度99%はあり得ないほど精度が低い設定ですよ。通常、検体は複数回PCRにかけますので、偽陽性は天文学的に低い数値になります。
市中感染率を知るための検査であれば、各都市毎週1000人程度で十分でしょう。今すぐ行いたいところですが、少なくとも第2波に備えて、体制は整える必要があります。
ご真意とは異なる報道だった様ですね。
しかし、海外でもご活躍されるような方がメディアに出られるリスクなどをどこまで考えられ、またご準備されていたのかも知りたいです。
残念なことに、既にテレビ朝日に対する日本の世論の批判はかなり多く、澁谷医師のご判断やご所属団体に少し残念感も残ります。ベルギー国や日本国にも良き印象はないようです。残念。
以前からマスコミの身勝手な番組作りに嫌気がさしていました。
御本人の了解を得ず編集するとは。。。
視聴率競争に勝つことしか頭にないのでしょう。
品性を感じません。
こうして「事実と違う」と発信してくださった勇気に感謝いたします。
これからも第一線で頑張ってください。
私は感染症の専門家でも統計学者でもありません。医者ではあります（内科医です）。
日本に10000人のコロナウイルス感染者がいて、日本人全員（面倒なので１億人とします）に以下のようにPCR検査を行なった場合
感度と特異度を99%とすると（あり得ないほど精度を高く設定）
検査陽性者は10,000X0.99+100,000,000X0.01=（0.99+100）×１万人
検査結果が陽性の場合でも、コロナウイルスに感染しているのは100人に1人
（１人ではなく、0.99人だろうというツッコミはやめてください）
日本に10万人のコロナウイルス感染者がいても、検査結果が陽性の場合でも、コロナウイルスに感染しているのは10人に1人
検査結果が陽性の時コロナウイルスに感染している確率P(C|P)は以下の式となります
P(C|P)=P(P|C)P(C)/P(P)
陽性率は P(P)=P(P|C)P(C)+{1-P(C)}X{1-特異度、＝偽陽性}
事前確率P(C)が低い時にベタなスクリーニングは無意味です
（PCR検査陽性率が４割に迫ろうかという一部の地域は例外です。ここでは抗体検査をした方が良いという意見があります）
「無作為な大規模検査は現場としては全く必要としていない」という澁谷泰介さんの意見に全く賛同します。「無作為な大規模検査」は日本国として全く必要としていません。
「今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない」という澁谷先生のお考えの真意が非常に判りにくいという事です。
「いたずらに」ですから、当然すべての場合において「いたずらに増やす」事は適切ではない。また、「今の段階で」と言う事ですが、それではどの段階なら「いたずらに増やす」事が適切だと言えるのか？になるが、「いたずらに」だからどの段階でも適切ではないはずだ。この部分の真意を合理的に分かりやすく説明するべきです。
また「無作為な大規模検査は現場としては全く必要としていない」とのことですが、ここでいう「必要」の目的をもっと明確におっしゃれば良かった。「現場としては」ですから「現場の医師の治療作業のためには必要ない」と言う事を質問者に念押しされれば良かった。「大規模な無作為検査」はヨーロッパでは着手している国もあり「現場の医師の治療作業」のためではない別の目的のためには非常に「必要」だと言う事です。ここでも「大規模な無作為検査」がどんな目的においても「必要ない」と誤解されてしまいます。説明は合理的に判りやすくされるのが良いと思います。
もちろんテレビ局の情報操作はテレビ朝日に限らず現実にあると思います。そこを是正するのは正しい情報共有のためには必要です。ただ、この件についてのYahooの記事などはテレビ朝日への攻撃材料になっているように思えます。私の勘違いでしょうか。
今回の先生の件をネットで知り、ホームページを訪問しました。個人的には、医療従事者への精神的、経済的支援の訴えを無視し、”検査拡充”というイデオロギー的な主張に、先生のご意見を歪曲したテレビ朝日の姿勢に怒りを覚えます。知り合いに、重篤な患者さんの対応をしている看護師がいますが、過酷な勤務状況の中で自宅に帰えれず、自腹でホテルに宿泊しているようです。今はそのような方々の精神的な努力で医療が支えられているのに。マスコミには、そのことを報道し、支援の必要性を政府や国民に伝えるべきだと思います。
TV局も選ばれし局は残り、無用の局は淘汰される事を切に願っています。
国の為、道の為。
渋谷医師の後悔は他人には計り知れない思いでしょう。海外から帰国してからの日本のメディア動向についての情報もなく、朝日新聞系列だろうといったリベラルメディアとして、注意力を十分に意識せず、取材記者の質問に答えた結果、同社の意向に合うPCR検査が少ないのは国の責任だとか、国民の不安を煽って視聴率を上げる放送局の手法、社員玉川氏を煽り役にして、国の責任を追及する姿勢は2月以降継続してきました。私は団塊の世代にあり、朝日新聞、テレ朝と聞けばリベラルと自然に認識する年齢にありますが、従軍慰安婦を日本の悪行とデマ報道した過去の言動から、韓国の言い分を長年支持してきた左派メディアの中心的存在と考えています。ポストコロナが云々される昨今ですが、朝日新聞購読終了、テレビ朝日放送廃止、放送法違反でもあり、許可停止等が相当になることを切望します。
大規模検査は必要ないと言うご意見は、あくまでも治療の現場からの一医師の意見であり、最先端の防疫対策を勉強した者の意見ではないはずです。とは言え、医師の発言は影響力が大きいです。不用意な発言は政権側を擁護したい勢力に政治的に利用されますのでお気をつけください。
> 大規模検査は必要ないと言うご意見は、あくまでも治療の現場からの一医師の意見であり、最先端の防疫対策を勉強した者の意見ではないはずです。
本件の論点はそこではありません。
問題点は、報道が話を歪曲して伝えていることです。
政権側？であろうが、半政権側？となる意見であろうが、そのまま伝えるべき。
一医師の意見が最先端の防疫対策の専門家の意見に劣るというような 記述がみられるが、それも含めて伝えればよいこと。
メディアとのインタビューは、される側も録音しとくべきだな。切り取って使われたら、さっさと公開しよう。
YouTube 上念司チャンネルからこちらにたどり着きました。
勝手ながら心中お察し申し上げます。
最近の地上波のTV番組は本当に酷い有様なので最近はほとんど見なくなりました。
その替わりにwebや動画配信ニュース等で事実かどうかも含めて色々と検証可能なものを日々見るようになりました。
もし可能でありましたらそういったそういった色を一切つけないメディア等で真実を伝えて頂ければ幸いです。
最後に渋谷様及びそのご家族のご健康（心も含めて）をお祈り申し上げます。
テレ朝の編集の件には驚きました。ひどいですね。
私も拝見していたのですが
「ダイヤモンドプリンセス号以来 時間があったから日本の現場の環境が整っていると思っていたら、物資が足りず 現場は疲弊している」
というくだりは 澁谷先生の発言として動画を拝見した記憶があります。
別にテレ朝を擁護する機などサラサラありませんし、意図的編集とい事はあるのだろうなと感じていましたが、少し気になったので書かせて頂きました。
それから澁谷先生は医師の立場でお話しなさっていて、それ以外の視点ではお話しなさっていないと思いますが、今回の感染現象全体を見た時、何が必要なのでしょうか？(お門違いの問いかも知れませんが)
今現在の現象に対する対応と、次に起こるであろう別種の感染へ備えて 今回の動態を示すデータの収集が必要にはならないのでしょうか？
今回問題とされた「不顕性感染」は、ウイルスにとって益があるとした時、別種のウイルスも採用する戦略だと思います。(遺伝もするのでしょう)
専門家の方々は 「不顕性感染は珍しいものでは無い」とおしゃるかも知れませんが、これだけ人類が感染したわけですから ウイルスにとっては有効な戦略である可能性があるのではないでしょうか。
そんな風に考えた時、ダイヤモンドプリンセス号やチャーター機の帰国者の扱いの時から、詳細なデータを取り、その後その方たちを追跡調査をしていれば、日本固有のデータの収集分析もでき、現在の確度が問われれながら 判断基準とされている各種「データ」もまた違ったものになっていたのではないかと思ってしまうのですが。
私のような一般人は 素朴に思いますが、科学者の方々は出来る限り詳細なデータから、現象を分析し、解を求めるものだとイメージしていました。
しかし、今回の新型コロナウイルスに関する感染研や保健所などに代表されると報道されている対応の枠組みは、当初PCRを絞った事でデータの収集を絞った一面が弊害となっていないのか疑義を持ちました。
これも報道で もしかすると澁谷先生の様に編集されたり、利権に絡むなどの問題が隠れているのかも知れませんが、このこれまでのPCR対応については 一部でコントロールされていて 山梨大学島田眞路学長も「やらせてもらえなかった」と発言なさっています。
一方ドイツでは 全国民を目指して 新たな抗体検査を第2波対応の為始めたとの報道もありました。
現場対応と、全体対応では 求められる手順が違うのではないかと感じました。
以上、素人の晴れないモヤモヤから長文の感想となりましたが、私は澁谷先生やチームWADAの皆様の活動に尊敬の念を抱く者です。
現状を上手く把握できない 混乱した者の感想としてお許しください。
使命感によって 私共市井の多くの国民の為に 日々御働き頂き、心から感謝いたします。
どうぞ「医者の不養生」になられません様、多くの命をお救い下さい。
テレビは視聴率第一主義です。
新型コロナウイルスインフルエンザは新しい感染症なので分からない事が多く有りますが、季節性インフルエンザと比べると罹患者も死者も少なく、飛沫感染なので、悪戯におそれることはないのです。
基礎疾患のある人や高齢者はどんな感染症でも重篤になるリスクを負っている。
現時点で特効薬は無く、手洗い・うがい・睡眠・食事、そういうものに留意するしかない。
遺伝子工学の進歩でワクチンは出来るでしょう。しかし効く効かないはそれから。
我々は常にウイルスと共存しているという当たり前の事は言わない。
それでは視聴率が稼げないからです。
カットされた部分に該当する内容のお話を是非発表なさって下さい。誤解させたままではよくありません。
澁谷先生のご意見自体を伺いたいと思いました。正しく伝えるためにこの場で是非お伝えください。
情報が過剰な現在ですから、テレビや新聞といった送り手が一方的に送信するだけのオールドメディア以外にも、送り手と受け手が双方向に発信し合うSNSやネットメディアを中心とした情報伝達もどんどん可能になってきていると思います。
現に（失礼ながら）WADAの活動も、テレビ朝日の放送も未知のものであった私が、ネットのまとめサイトの記事を通して、渋谷様の主張を正しく受け取ることが出来たものと信じております。
渋谷様の主張はテレビや新聞の報道したいものとは真逆かもしれませんが、私が信頼するネットサイト（新宿会計士の政治経済評論等）で医療従事者を含む多くの理知的なコメントで得た私の結論とほぼ同じ内容であり、テレビ・新聞だけの情報を鵜呑みにする人が全てではないと思います
現在はまだまだすくないかもしれませんが、渋谷様のように情報発信する人の継続的な存在により、徐々にでも正確で理知的な情報が社会に伝わっていく事を願って止みません。
Twitterから、こちらのブログにたどり着きました。YouTubeで、色んな人がテレビは国民の不安を煽って、視聴率を上げることしか興味がないと言っていて、でもそれは言いすぎじゃないのか？と、ずっと思っていました。でも、この感染者数が減少してきている今日この頃でも、まだテレビの報道姿勢が変わっていないことと、澁谷先生の記事を見て、テレビの本当の姿が分かりました。特に、テレビ朝日は、モーニングショーで岡田先生や玉川さんと共に、視聴率が高くなり、ますますこの偏向報道か強くなってきているのが分かりました。これからは、本当に慎重に正確な情報を、自分の頭で考えて得ていくようにしなければいけないんだと感じました。幸い、現代は、テレビや新聞だけでなく、ちゃんと自分の本当の意見を伝えることが出きるSNSがあります。澁谷先生には、この件に負けずに、これからも本当の現状を世間にお知らせしてほしいと、切に願います。
左翼マスコミには取材は嘘を正しいように偽るための材料でしかない。詐欺師が社員なのだ。
皆さん気を付けよう詐欺師がマスコミを運営している。
厳しいコメントかもしれませんが、全文を読んだ上でテレビを見ましたが、捏造とは言えず、このように放送されても仕方のない範囲内かと思いました。
他の媒体を利用する時点で、自分の主張だけが出るわけではないですし、、もう一度じっくり読んでも全文ともかけ離れた放送でもないかと思います。ご自身の思いとは違うのかもしれませんが。
どうしてもSNSなどではこのようなことに対しては擁護意見が増えて、異なる意見が出にくいのであえて意見を書かせてもらいました。
偶然テレビで澁谷さんのインタビューを拝見し、また、偶然このブログを見つけた者です。テレビを見たときは、正直あまりいい印象を受けませんでした。しかし、このような事情があったこと、澁谷さんが本当に伝えたかった事をこのブログで知る事ができてよかったです。このような混乱した状況下では情報リテラシーが試されますね。テレビで見たほんの一面だけ（それも偽りの）で判断してはいけないと反省しました。第一線でのご活躍、本当にありがとうございます。これからもがんばってください。
おそらく情報番組、テレビなどのメディア、もしかすると新聞とか雑誌という他者が介在するメディアはそういう情報操作を多かれ少なかれやっているということの証左でしょうか。だからスポーツ選手、芸能人、政治家、専門家など有名人はソーシャルメディアで自分の言葉を直接載せることができるものを選んでいるのかと推測します。
今回の先生の経験された事例のように、そういった善意や切実な思いを踏みにじる人達や組織は遅かれ早かれ社会から求められなくなって淘汰されるでしょうね。