イムス葛飾ハートセンターの中原と申します。月岡先生は高校の先輩であり、心臓外科医としてはつらいレジデント時代を共に過ごした仲間として仲良くさせてもらっています。よろしくお願いします。
 
渡部先生がはるばる、イムス葛飾ハートセンターを訪問してくださったので、報告させて頂きます。
 
渡部先生の担当が決まった時は、学生の頃からUSMLEを勉強して合格してきた強者と聞いて、仲良くなれるか心配でしたが、実際に会うと、普通の先生でほっとしました。むしろ、会話をすると非常に好印象な先生でした。
 
14:00から19:00まで当院でトレーニングを行いました。まずは、ビートくんを使用して渡部先生に吻合してもらい、指導させてもらいました。 途中、参考までに自分の吻合も見て頂きました。その後、豚を用いてwet laboを行いました。僕たちは北海道と東京の在住ですので、普段はメールと吻合動画のやりとりで指導させてもらっています。初めて実際にお会いしましたが、非常にスムーズに指導でき、それまでのやりとりのおかげかと思いました。また、ビデオ係もさせて頂きましたが、大変腕が疲れ、次回は固定カメラにしようと思いす。
 
今回の一番の感想は、毎日練習をしていた渡部先生の上達がとてつもなく早いことでした。1月に最初の吻合動画を拝見しましたが、別人のような動きになっており驚きました。YOUCANを使用した日頃の練習の賜物でしょう。
ただ一方で、豚とドライラボではやはり勝手が違うようでした。 豚をほとんど触ったことがない渡部先生は、質感に慣れるのに苦労しており、チャレンジャーズ予選前には豚を使用した練習が必須であることを痛感しました。これは結構重要な気がします。
 
今後も遠距離指導を続け、二人でチャレンジャーズ優勝を目指します。よろしくお願いします。
 
イムス葛飾ハートセンター 心臓血管外科 中原嘉則