冠動脈吻合の教科書第9弾は、日本医科大学の貴公子・高橋賢一郎先生にお願いしました。
順針の高橋、ラチェットフリーの高橋、射抜きの高橋、直角の高橋、カマの高橋、息止めの高橋、と様々な異名を持つ高橋先生でした。射抜きのスタイルはとてもかっこいいです。優勝を決めた2つのポイント、勉強になります。
特に「本番をできるだけ普段練習している自分の空間にしていく」というところにはしびれました。要はチャレンジャーズは冠動脈吻合の”技術”を競う大会ですが、”技術”とは運針手技だけのことではなく、心臓の位置や台の高さを調整したり、自分の使いやすい道具を使用したり、色々な要素をもってしてベストな吻合を行うことを総称して”技術”といい、その考えこそ実臨床で本当に役に立つ業となりうるのでは、ということです。「お前それ、全部高橋先生が言ってること繰り返して言ってるだけじゃねぇか」は無しでお願いします。
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貴公子という形容がピッタリですね!