国立国際医療研究センターの百瀬です。
コロナも落ち着きつつありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はと言いますと、ついに豚の心臓をゲットすることができたのですが、ニヤニヤが止まらない状態で栄養科に取りにいったために、栄養科の方々にすごい目で見られてしまいました。それはさておき、今後豚を使った自宅練習法などについても紹介していけたらと思います。
さて、6月号の月一動画では、自身100回目の吻合を指導医の髙橋先生と見ていきたいと思います。撮影環境への配慮が足りず、音声など非常に微妙な動画になってしまいました。申し訳ありません。
先月のブログでもお示ししたように、100吻合目あたりではタイムも良くなってきており、運針に慣れが出てきた印象です。まだまだ課題はありますが、徐々に無駄な動きも少なくなってきたことが影響していると思います。
前回の動画(55吻合目)から今回の動画(100吻合目)までの間で生じた課題を列挙してみました。
・結紮点付近でドッグイヤーになることがある
・バイトが一定しない
・右手ばかり意識して、左手が疎かになっている
・鑷子で針を抜く動作、針の持針器への持ち替えがスムーズにいかない
・heel>toeでcuttingをしてしまう etc…
今後ともYOUCANおよび豚の心臓を使って日々練習していきます。
最後に先月出した吻合時間の推移のグラフを180吻合まで追加したものをお示しします。
120吻合あたりから横ばいな感じがありますが、吻合の出来栄え、見栄えはどんどん良くなってきています。また最近手袋をつけて練習するようになり、またそれはそれで感覚が変わり難しさが増し、いい刺激になっています。
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- チームWADA, ライブ手術トレーニング, 冠動脈吻合, 心臓手術, 手術トレーニング
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