帝京大学の松沢拓弥です。

5月中旬からCOVID19が落ち着き、心臓外科らしい忙しさが出てきました。手術と術後管理に追われる毎日が続き、これが心臓外科医の生活かと心躍る気持ちがある反面、手が回らないところもあり焦る気持ちもあります。

冠動脈吻合の練習は…5月10日から6月4日まで全くできませんでした。この期間0吻合でした。やってしましました。久しぶりに行った吻合では全く上手くできませんでした。元バスケ部なので、漫画スラムダンクでマネージャーの彩子さんが怪我をした桜木花道を見て「急速に力をつけてきた彼は、しばらくバスケから離れてしまうと、それが失われていくのもまた早い、まるで夢だったかのように…」的なことを言っていたことを思い出しました。

周りのチャレンジャーの先生方に遅れをとっている感じを自覚してます。

 

ということで、6−7月は遅れを取り返すべく頑張ります。具体的には、

・吻合の形がバラバラなのでhealとtoeの形を意識して縫う(図参照)

これ一つだけを意識してやっていこうと思います。

 

また、細い修正点は師匠・指導医の聖路加国際病院の吉野先生にアドバイスを頂き、遅れをとった5月分を取り返しに行きます。

 

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