帝京大学の松沢です。
8月の練習動画を作成しました。今回は聖路加国際病院の吉野先生に吻合を見ていただき、その後に改善点を吉野先生自らデモンストレーションしていただきました。今回改善点として指摘して頂いたのは4点。1つ目は、パラシュート前にgraftへ刺入するときは、刺す瞬間だけgraftを軽く把持するようにして、極力graftへの侵襲を避ける。2つ目は、healのfar sideの冠動脈への針の入れ方です。上手く針先を鑷子で取りやすいところへコントロールして出すために、刺入後ラチェットを外して、奥側へ倒して、針先をあげる。。。言葉ではなかなか説明しにくいのですが、今回は吉野先生が実際に手技を見せてくださいました。3つ目は、toeのgraftの針の入れ方です。より垂直に刺入できるようにgraftを立ててバックハンドで刺入する。4つ目は、near sideをone actionで縫っていくときに一度しっかりと針先を出し、対側をとっていないことをアピールすること。またその際に針を少し抜いてnativeを刺そうとするのではなく、水平にfar sideの方へ移動させて刺すようにする。
9月にこの企画は終わるとのことなので、出来る限り技術を高めていきたいと思います。また、今年はチャレンジャーズは開催されないと思っていましたが、代わりの大会がオンラインで開かれるようなので、そちらも目標にがんばります。まずは、自分の欠点を一つひとつ消していこうと思います。
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