こんにちは、岡山大学6年の安藤航です。

 

昨年度1年間勤めた学生インターン学生代表を4月より同大学の新5年の酒井航くんに引き継ぎました。思い返せばTeam WADAの存在を知ったのは、4年の時にm3の『北原大翔の「モテたい心臓外科医、米国へ渡る」』という連載がきっかけでした。北原先生の『モテたい』を原動力にした米国留学への体験談への憧れと、文章から伝わる北原先生の正直さに引かれ、一瞬にして北原先生の虜になり、youtubeの動画を全部見ました。動画を全て見るころには、北原先生と直接関わってみたい、先生がモテるためのお手伝いをしたい、モテたい心臓外科医の近くにいれば自分もモテるヒント得られるのでは?(モテる人と一緒に合コンいくと何かいいことあるかも?と同じ発想)と思い、Team WADAのHPより北原先生に連絡しました。その後北原先生の方から学生インターンを採用することになったのでやりませんかとお誘いいただき、初期メンバーとして学生インターンに参加することとなりました。インターン開始当初は10人弱というごく少数でしたが、北海道から沖縄まで非常に個性豊かなメンバーでした。当時はどこまで団体として大きくなるのか予想もつきませんでしたが、2021年の間にyoutubeのチャンネル登録者数1万人という目標を掲げ、snsで色々拡散したり、youtube liveにコメントする日々は今でも忘れません。VR動画がバズり、半年で登録者数1万人を達成し、今や3万人が迫る規模まで大きくなりました。チャンネル登録者数の増加に伴い、インターンの数も順調に増え、2022年3月現在130人超える学生が世界中から集い、初の卒業生も輩出するに至ってます。一年前にはまさかここまで団体として大きくなるとは思っておらず、また団体として成長していく過程に自分自身学生代表として関われたことをとても嬉しく思います。 

 

この1年間学生代表として、毎月新しく参加するインターンと顔合わせを重ね、100人以上の他大学の学生と知り合うことができました。僕自身地方大学在学中であり首都圏ほど他大学との交流がなく、インターンの活動なしではこれだけ多くの学生と知り合うことは出来なかったと思います。もちろんコロナ禍で全員と直接会うことができないのは残念ですが、オンラインでのミーティングが標準となった僕らコロナ世代だからこそ出会えた仲間だと思います。毎月月末に先生方や学生とzoomで会うのが楽しみで、まさに遠距離恋愛しているような気持ちで1年間過ごしていました。

また、YouTubeの動画に出演させてもらったり、先日発売された『留学医師LIVE』の執筆に協力させてもらったりと、他では味わえない経験をたくさんさせていただきましたし、活動を通して知り合うことのできた先生方もたくさんいらっしゃいました。本当にTeam WADAの学生インターンとして活動してよかったと思っています。

 

北原先生の目標である『モテる』ことに関してですが、今や北原先生にインスパイアされた学生が100人以上も先生の元に集まり、SNSのフォローワーやyoutubeのチャンネル登録者数もたくさん獲得し、アシスタントの綺麗なお姉さんと毎週同じ動画に映り込むことに成功していることを踏まえると、圧倒的に『モテる』ことに成功しているように見えます。しかしながら依然として満足している様子は一切なく、北原先生が何を目指しているのか全く分からないですが、『モテたい』という思いで、結果的にこれだけ多くの学生や医師、その他医療従事者に影響を与えていることは紛れもない事実であり、北原先生の『モテたい』から影響を受けた一人として尊敬の念に堪えません。

 

最後になりますが、僕を学生インターン代表として迎え入れていただき、たくさんサポートしてくださった代表の北原先生、副代表の太田先生、コアメンバーの方々に心より感謝申し上げます。また1年間一緒に共同代表として活動した、国際医療福祉大学6年の井上敬貴くんや、その他学生にも感謝すると同時に、将来どこかで一緒に仕事できたら嬉しいなと考えております。本当に1年間ありがとうございました。これからもTeam WADAの一員として少しでもお役に立つことができれば幸いです。

                                     岡山大学 医学部医学科6年 安藤航

 

 

 

こんにちは!国際医療福祉大学6年の井上敬貴です。
この度学生インターン”共同”代表を退任するに当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。

とはいえインターンが発足してからの経緯や北原先生への尊敬の念に関しては(同じく共同代表の)航が言及してくれているので自分がお話しできることはあまりないかもしれません。なので自分の寄稿では「インターンの役割」そして「自分の今の想い」を中心に述べさせてください。

まず学生インターンを語るにあたり欠かせない役割に関してですが、その存在を一言で表せば「サラダボウル(the salad bowl concept)」がまさにぴったりだと思います。
医療系という括りはあれど学部、学科、学年、そして住む国・地域をはじめとしたバックグラウンド等多種多様な様々な文化(インターン)が共存し、かつそのBowlの中でも個々が元の形や味の特徴を失うことなくインターンという括りを現在進行形で形成していくそんなグループです。
実際やってることとしてはある人が企画を立ち上げその実現に向けて志を共にする幾人かで構想をねりプレゼンし
北原先生の「すごい」もしくは「いいんじゃないかな」(どちらも決め台詞)をもらえるまでディスカッションして実現までこぎつける、その後実際に企画が始まった後も回を追うごとに反省点や改善点をブラッシュアップしてより良いものにしていくの繰り返しです。時折企画の一部でyoutube動画に出たり海外で活躍される先生方と対談できるといったものがあります。
これはただ漠然と学生をしていてもなかなか経験できるものでも、身につくものでもなく”Team WADA”でインターンを経験できたからこそのものに違いありません。
インターンという概念が学生を責任伴う意味あるものにし、学生自身もまたインターンを創り上げているのかなと思います。

また話は変わりますが冒頭で自分が”共同”代表にしたのにもわけがあります。
インターン発足して間もない頃諸々のまとめ及び引き継ぎも含めて幹部をおいてみたらどうかという話になりました。
北原先生からも例の「いいと思います」を頂きいざ決めようとなった際、自分は絶対に航に代表になってもらおうと勝手に←心に決めてました。
Zoom上で顔を合わせていたとはいえ実際会ったこともなければお互いのことも今よりも全然知らない状態の中、自分には他に適任がいるいないという考えではなくリーダーシップもあってパッションもあって何よりキャラクター的に北原先生に似たものを感じる航こそ相応しいという確信があったんです。(一年が経ち振り返ってみるとその確信は決して間違えていなかったと改めて思います。)
その後幹部の面々が続々と決まっていく中、自分はその皆んなを支えるべく少し遠巻きから様子を伺えるポジションがいいなと思ってました。しかし、ある日航から「俺と敬貴で”共同代表”どうかな?」という衝撃的な提案を受けまさに雷に打たれた思いになったのを今でも鮮明に覚えています。
「(き、共同代表って響きかっこよすぎん?なんか流行りのベンチャーみたいだ…)」
それでも自分が尻込みをしてる中さらに畳み掛けるように
「みんなには俺には敬貴が必要やからっていうわ」
の一言。
いやもうそこまで言われると断るのは絶対に無理で、感動と感謝と「なんでこの人は平然と相手の心に響くようなことをさらっと言えるんだ、一生航についていこう」という想いでここまで一年間”共同代表”として突っ走ってきた次第です。

ここまで長くなりましたが
どんな無茶も大人の包容力で受け止めてくださる憧れの理事の先生方、沢山ディスカッションして一番カッコ悪いところも見せあった幹部のみんな、常に冷静で安心感しかない次期インターン代表の酒井くん、毎月のOWP*で顔を合わせた全てのインターン生、モテたい継続中で世界で一番尊敬している心臓外科医の北原先生、そして常に横にいてくれた航に感謝の気持ちをお伝えしてこの寄稿を終えたいと思います。
一年間本当にありがとうございました。
インターンそしてTeam WADAに関わる全ての人の未来が輝かしく笑顔と幸せで溢れたものになりますように

 

2022年3月31日
国際医療福祉大学6年
初代インターン共同代表 井上 敬貴

(*Online Welcome Partyどうしてもこの呼び名を流行らせたい)