Team WADA学生インターンのAlex Seiji Andersonです!今回、医療面接の練習を初めて経験しました。ロッシー先生からの指導を受けながら、課題に取り組んだ内容や学んだことを共有したいと思います。

今回のお題

A patient transferred from a local clinic yesterday with a chest infection and a high temperature. This patient is aged 12, Female, is suffering from chronic bronchitis and Asthma.

You’re received a call from a ward nurse about this patient. She has temperature 39 degree Celsius, blood pressure has dropped from SBP 135 to 95, Sinus tachycardia 120, SpO2 dropped from 98 to 95%, Respiratory rate is over 20 p/minutes. She is very drowsyso her parents are very anxious, especially her mother who is very distressed and wants to speak to a doctor ASAP.

 

Task:  

Start a patient examination and give an investigation order to the ward nurse.

 (explain reason why)

Explain to parents about her current condition and your treatment plan.

Report to your team consultant about this patient.

 

英語力や医学知識の不足から、うまく対応できなかった部分も多々ありました。ロッシー先生から録画した動画を送っていただいたので、それを見返して復習しました。

 

反省点

1. 相手の発言への応答にバリエーションを持たせる必要がありました。例えば、「So」の過度の使用を抑え、「Let me see」や「Well」なども使うように意識します。

 

2. inhailerの言い換えとして、nebulizerと言われて、意味を理解できませんでした。

 

3. sepsis(敗血症)という言葉は知っていましたが、septic shockの意味が分かりませんでした。sepsisの形容詞形は、septicなのですね。

 

4. 全体的に、自分の話し方にfluencyがありませんでした。連語などをスムーズに言う練習をもっと行いたいです。

 

良かった点

1. YouTubeやブログなどを活用して、医療面接の基本的な流れを把握していたことが、とても役に立ちました。
2. 患者さんへの共感をしっかりできました。抑揚や顔の表情も駆使して、Empathyを示せました。
3. Distinctionという熟語帳から学んだ表現を、会話の中に何個か盛り込むことができました。

 

ロッシー先生に指導していただいた内容

1. 敗血症ショックを疑う患者さんがいた場合、迅速にhead to toe のスクリーニング (blood cultureなど)を行う必要がありました。そして、inflammation level や原因部位を特定し、処方する抗生物質の種類を検討するべきでした。

 

2. 本症例は、12歳の女の子が重篤である症例でした。このような場合、親御さんはパニックに陥っています。医学的用語を避け、慎重に対応するが重要でした。

 

3. 医療面接では、まずself-introductionをする必要があります。しかし、会話が始まった途端、親御さんがパニックになっていたため、自己紹介や患者のconfirmationを忘れてしまいました。

 

4. 根本的に、英語力を伸ばす必要がありました。BBCや洋楽、英字新聞など、ありとあらゆる媒体を駆使して、英語に浸かることをロッシー先生からおすすめされました。

 

4. STAR methodをつかった説明を普段から意識することをアドバイスされました。

※ STAR =「Situation、Task、Action and Assessment、Results and Reassessment」

このように、イギリスで看護師としてご活躍されているRossi先生に医療面接を教えていただく勉強会を企画しています医師役としてだけでなく、observerとしても参加することができます。ご興味のある方はいつでもご連絡ください!