で、Elephant trunk (ET) techniqueのはなし。
1983年にドイツのハノバー大学のDr. Borstが報告してる。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6189250/
Extensive aortic replacement using “elephant trunk” prosthesis
Thorac Cardiovasc Surg
下の図はoriginal paperからのもの。
3回のstaged surgeryだったみたい。
1回目はcirculatory arrest + deep hypothermiaで上行弓部置換してる。
ETは10 cm
『It’s 10 cm long free end was pushed down into the distal aneurysm to float freely within its lumen.
During the rewarming phase the aorta was perfused antegradely. 』
との記載でした。
10 W後に2回目の手術。
左開胸で中枢はETを引き出して遮断、
動脈瘤が狭くなっているところで吻合、再度ET挿入。
3度目の手術は3か月後、斜切開で胸腹部置換。
一本の腰動脈を再建、celiac、SMA、腎動脈は島状にくりぬいているようです。
素晴らしいideaですね。
June 27, 2021
AN
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