また、2か月ほど期間が空いてしまいました。

前回の投稿の後、講習に参加したり、Job Interviewしたりと 忙しかったんですね。

 

先日、とは言って1か月前ですが、AATS@Bostonに行ってきました。

久しく学会に参加していなかったので、諸々updateしなければということでfull参加させていただきました。

 

4月に受けていたJob Interviewの結果、不採用ということを前日に知り、テンションダダ下がりでしたがね。

これで詳細は省きますがface to face interviewは3連敗。どこに住むか、どこの車買うか考えてたんですがね。

 

それはさておき、盛り上がっていたのは、

・Maryland大学で行われた、xenotransplantation(ブタ心臓)のはなし

 

・DCD Heart Transplantationのはなし

なんかですかね。

 

あと、気になったのは、大動脈弁輪拡大のはなし。(しつこいですがね)

調べたらMichigan大学から報告されてた。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33684349/

A Y Incision and Rectangular Patch to Enlarge the Aortic Annulus by Three Valve Sizes

Ann Thorac Surg

 

LeftとNonの交連に切り込んで、大動脈弁輪の下をMitralの前尖の両trigon

まで切り込んでパッチをあてるみたい。

 

大分大きい弁が入りそうですね。

2021年から報告していて、最初の論文は3サイズアップといってますが、

もっと大きい弁を入れられるみたいです。

 

Youtubeでものってる。

Y-incision Root enlargementで検索すると出てくる。

 

昔、Emory時代に、当直してたら

『息苦しさで受診したんだけど、1週間前に他院でAVRやってて、PPM(体格に比べて弁が小さい)になってるみたいだから』

ということで他院の救急から搬送されてきた患者さんがいたんですね。

夜中にね。

 

救急のDrのエコーで速度が速いとか言ってた気がする。(大動脈弁の)

 

まぁ、心エコーやり直したら弁は小さめだったけどOKということで帰宅しましたがね。

アメリカでは良かれ悪かれ、いろいろな人が医療に携わるのでね。

注意が必要ですね。

 

June 14, 2022

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