お邪魔いたします。シカゴ大学太田です。

 

Vol.2でもご紹介しましたが、今私の中でのホットトピックは「あのお方」です。今か今かと心をときめかせて返信を待っている次第です。どういう状態かもう少しわかりやすく説明いたします。

 

なんでも用意周到に準備するのが私の癖なのですが、中学3年生の時にバレンタインデーにクラスの可愛いあの子に放課後、体育館の裏に呼び出されてチョコレートもらったらどうリアクションしようかと熟考を重ね、何パターンにも及ぶ自分のセリフとカッコよく流し目で決めるシュミレーションを繰り返し練習して、予習は完璧な状態でその日を迎え、クラス中がなんかソワソワしている空気の中、いつも連んでいるモテない系もっさいお笑い集団の一員として決戦のその日を平穏に過ごし何事もなく時間が過ぎていく、そしてもちろん手ぶらで帰路につく、まだ勝負は終わっていないぞ、相手が声をかけやすように廊下や下駄箱ではゆっくりゆっくり時間をかける、もちろんそのまま帰る羽目になる、君は校門を出たところで待ってるのかい?いやあの信号の向こうで待っているんだね?そんな問いかけを続けながらも家はどんどん迫ってくる、心が折れそうになるけれど、ふとひらめく、ああ、なるほど!これは私の家の前で待ち伏せされているパターンに違いない!「そんなところで突っ立って何してんだい?風邪引くぜ?」というセリフを急遽練習しながら歩みを続ける、最後の最後、家のドアノブに手をかけるまで練習通りの流し目を保ち続ける、ドアノブを回す手が止まる、いや、そんなはずはない、このままドアを開けて一日が終わるはずはない、きっと振り返ると誰か立っているに違いない、今一度5秒間目を瞑ってから不意に振り向くぞ、そう、哀愁ただよう流し目は保ったままでだ、1、2、3、4、さあ、神よ!今こそ我に祝福を!。。。5!!(クル!!!)。。。。。オカン(買い物帰り)「あんたぼーっと立って何してんの?風邪引くで?」「。。。。。」

 

という私の甘酸っぱい青春の記憶における段階で説明すると「1、2、3」って数えてるくらいの状態です。だから、まだ可能性は残っているのです。5!!で振り向くとそこには今度こそあのお方が立っているはずです。連絡お待ちしております。https://teamwada.net/contact/

 

【シカゴチェイサー劇場】

オカン「なぁなぁーチョコもらった?」

中学生太田「、、、まあまあ」

オカン「何よ、まあまあって」

中3太田「もう、うるさいなー」

オカン「なんや、今年も敗退か」

反抗期太田「負けとらへんわ!」

オカン「ほな、もらったん??」

投げやり太田「あんなもん、欲しないわ!」

オカン「ほれ見てみ、もらってへんやん。チョコなし3年連続3回目やな」

仕方なくツッコミ太田「高校野球みたいに言うな」

オカン「PL学園並みの強さやな、桑田君と同じところにホクロあるし」

心の中は半泣き太田「うるさいねん!僕は中村監督派や!」

姉貴 ガチャ「うるさいなー、何を騒いでるん?はい、チョコ(スッ)」

我にかえった太田「あ、うん」

姉貴「うん、って何よ」

ちょっとイラっと太田(オカンと同じような言い方しやがって)「あーありがと」

オカン「3年連続3回目やな」

キレた太田「チッ、知るか」(。。。バタン!)

姉貴「何なん?」

オカン「知らん」