ジョージア州エモリー大学心臓胸部外科でResearch Scientistをしている小野原といいます。昨年9月より私の所属しているラボはOHSU循環器科のDr. Sonnet S. Jonker PhDのラボ(https://www.ohsu.edu/jonker-lab)と共同で羊の胎児を用いた左室低形成症候群のモデルを作成し実験を行なっています(我々の目的はこのモデルの作成の仕方を彼らから習得し、独自のモデルを確立して外科的アプローチで実験の幅を広げていくことです)。
妊娠した羊を用いるため実験の期間は主に9月から2、3月(約6-7ヶ月間)にかけて集中しています。その期間に妊娠した羊を60-100頭くらいの規模で実験を行なっている(胎児はsingleからtripletまで)ようなのでなかなか経験できないくらいの症例数を経験できると思います。
約半年間一緒に実験をしてきましたがPIのDr. Jonker、staff scientistのMs. Louey、animal techのMs. Alaniz、ポスドクのDr. Hagen PhD、そしてCardiologistのDr. Giraud MD, PhDなど個性豊かなメンバーで実験を行なっており、メンバーはそんなに多くはありませんが、すごくまとまった研究チームとなっています。
メンバーが疲れ切るくらいの量を実験しているので、胎児モデルを用いた基礎研究を行うには恵まれた環境だと思います。
問題としてはPIのDr. Jonkerのグラントが今年で切れてしまうため、ポスドクを採用しても給料を支払えない可能性が高いようです。そのため、自分で奨学金を獲得して渡米中の滞在費を確保できる必要があります(無給でビザをもらって参加できるかは聞いてみないと分かりません)。
興味がある方は私が質問に答え、条件が合いそうであればPIのDr. Jonkerを紹介することが可能ですので下記メールアドレスまで連絡下さい。

 

追記:語学力について資格を何か要求したいか?と聞いたら特にないって言っていました笑

 

エモリー大学心臓胸部外科
小野原大介

Daisuke Onohara MD. Ph.D.
Associate Academic Research Scientist
Structural Heart Research & Innovation Laboratory
Cardiothoracic Surgery
Emory University School of Medicine
Office: (404)-251-0661; Email: donohar@emory.edu