月岡先生の記事を受けて僕の見解です。

 

僕はどちらかというと「ンーフッ」より「ンフッ」を多用します。特に「サンキュー」などと言われた場合、本来なら「ウェルカム」や「マイプレジャー(これ言えたらカッコいい)」を言うべきなのかもしれませんが出てきません。日本では「ありがとう」の返しは「どういたしまして」と決まっていますが、そういえばはっきりと「どういたしまして」と口にしたことは一度もない気がします。そんな時「ンフッ」が自然と出てきて、なんとなく場はおさまります。この「ンフッ」ですが、感情によって様々な意味を持たせることが可能です。手術中出血が止まらずどうしょうもないような時にアシスタントが「ヒロ、これ止まるのか?」と聞いてきた時に返す「ンフッ(止まるかどうかわかんない)」。何事もなく手術が終わり最後に「ヒロ、週末はどう過ごすんだい?」と聞かれた時に返す「ンフッ(いつも通り家でテレビ見るよ)」。相手が何を言っているか全くわからない時の「ンフッ(まぁそうね)」。「ンフッ」を使いこなせるようになってからだいぶ会話が楽になりました。