bossの夏休みによって8月は不覚な1ヶ月手術室出入りお預けをくらったのですが、bossが帰ってきたらあっさり「え?いいよ、もちろん。明日からどう?」とサクッと話が進みました。

 

ベルギーでは医師も最低3週間は夏休みを取ります。みなさんそこにかける情熱が違います。

夏休み前1週間はずっとそわそわして、今年の夏休みはどこどこに行く!、あるいは、何々をする!って話をたくさんしてました。不思議なのですが夏休み明けの人に夏休みどうだった?って聞くと、たいていgoodの一言であまり盛り上がりませんでした。

 

8月は多くの人にとって夏休みの時期なので役所も院内の書類仕事(IDカード作成やロッカー割り振りなどすら)もほぼ全く進みません。

なんで進まないのよ〜!話が違うぜ〜!と、こっちがキーキー言っても、「だってみんな夏休みだもの、仕方がないわ。9月になったらみんな戻ってくるからそしたらゆっくり進めましょ。」といったニュアンスです。みんなのんびりさんです。

 

ちなみに僕の住んでいるLeuvenという街はベルギーの最高学府であるKU Leuven大学がある学園都市です。人口の1/3が学生、1/3が大学や研究施設の教職員やスタッフ、残りの半分ほどは卒業生といった人口分布の街だそうです。日本の人に説明するときは、ベルギーの筑波みたいな感じの街だよ!と伝えております(実は筑波には一回しか行ったことありません、違ったらすいません。)

8月は学生もみな実家に帰っており、街の人口が1/3減った状態でしたが、9月になると新学期が始まります。こいつらどこから来たんじゃい!ってくらいヨーロッパもとい世界中中からくる学生がわんさか溢れ出てきて街は活気で溢れております。学部生は7割がベルギー人ですが、大学院以上になるとその比率は逆転し7割ほど非ベルギー人なようです。街の様子などもまた追ってご報告させてください。

 

話が逸れましたので戻します。

要は、ヨーロッパに留学する際は6月半ばに渡欧して7月1ヶ月働いて8月はみんながいない分即戦力として活動するか、8月半ばに渡欧して9月からみんなと同じようにスタートするかのどちらかがベストではないかという話です。

僕は7月半ばに行って8月から働きはじめたのでかなりぼやぼやした1ヶ月を過ごすことになってしまいました。これからヨーロッパ留学を考えている方はその辺りもぜひ少し気にしてみてください!

 

写真は大学の始業の日のお祭りです。

昼間からビールが飛ぶように売れていました。

 

 

ではまた。Tot ziens!!