12月にスタンフォード大学病院と私の学生の時からずっと働きたかった病院で新しい仕事の面接を受けました。結果、ずっと働きたかった病院で採用されて先週から働き始めています:)
仕事の応募の流れとしては、私の場合は、行きたい病院のウェブサイトの求人を見てそこで行きたいユニットがあったのでウェブで応募しました。レジメ(履歴書)をアップロードして、質問に答える。そしてうまくいけばマネジャーから電話がかかってきて簡単なスクリーニング面接みたいなのがあります。そして、それもパスすれば面接に呼ばれます。今はコロナなので実際に会っての面接ではなくズームで面接でした。
両方ともパネル面接です。スタンフォードは6人(マネジャーやチャージナース、エデュケーター)。もう一つの病院は3人(マネジャー2人とリクルーター1人)。
面接の内容は両方似た感じで、自己紹介から始まり、behavioral questions と呼ばれる「こんな時あなたはどうしますか」というような人柄を見る質問とクリニカルシナリオの質問です。
Behavioral questionsは例えば「同僚、医師と意見が食い違ったとき、どのように対応しますか?その結果どうなりましたか?」「自分の仕事ですべき事以上の事を患者や家族の為にしたことがありますか?」「すごくややこしい患者がいます。どういう対応をしますか。」「どうして私たちがあたなを採用したいと思うのですか?」というような感じでそれに対して詳しい例を求められます。
クリニカルシナリオの質問はユニットによって違うけど、例えば「冠動脈バイパス術語1日目で体を起こした時急に胸痛を訴えました。どうしてですか?どんな検査が必要ですか?それに対してどういう薬や治療法が考えられますか?」「あなた担当の2人の患者がほとんど同時にクラッシュしています。患者1はXXXで患者2はXYZです。この時あなたはどういう対応を取りますか?何が必要ですか?」「急性呼吸不全の患者がいます。ABGとラボはXXXで、呼吸器の設定はXXXです。この患者には他に何が必要ですか?」「今まで担当した患者の中で一番重症だった人の話を教えてください。その時どうしましたか?そして何を学びましたか?」とかいう感じです。
両方のズーム面接は45分くらいでした。最後に何か質問があるか聞かれなければ次の連絡(リクルーターからの連絡)を待つ事になります。前の仕事の時は夏の3週間のバケーションがすでに決まっていたので最後に採用された場合は3週間のバケーションが必要になるからそれを考慮して採用してほしいと伝えました。(じゃないと有給がたまっていない状況で3週間オフは許可が下りません。)
リクルーターから採用の連絡が来たら、その時に給料と仕事を始める日を提示されます。そしてその給料で納得なのか、それとも給与交渉したいのかを口頭で聞かれます。そして口頭でオファーを受ける気だと言うと正式な契約書類がメールされます。そして契約にサインをして契約成立です。
そういう感じでした。コロナ前と比べてもちろん基本的に聞かれる事は同じだし単純に媒体が変わるだけですが、私は実際にマネジャー達と会っての面接の方が好きです。相手の表情やボディーランゲージを読みやすいし、逆に相手にも自分の事をわかってもらいやすいと思うからです。実際前の面接のときにすごく緊張していたけど、マネジャーに話しかけられた瞬間すごくリラックスできたのを覚えています。
面接はどうしても緊張しますよね。Youtube で面接のアドバイスのビデオをみたり、聞かれる事はどこでも一緒なので夫を相手に練習したりしました。家の上と下でズームの練習もしました(笑)練習を重ねると落ち着いてゆっくり話せるようになるのでいいと思います。
そして、イギリスのまゆみさんが始められた面接練習のビデオはとても素晴らしいと思います!
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