GPをしていると、よくpsychosomaticな症状を訴える患者さんを診ます。
ニュージーランドのGPは血液検査以外の検査や画像診断は簡単にオーダーできないシステムになっているので、psychosomaticかどうかという診断をつけるには、かなり時間がかかります。
病院にも行って、病院の専門医がオーダーした色々な検査を受けても、何も客観的な問題は診られない。でも腹痛、胸痛、痙攣が続く、という患者さんはいます。
今回読んだ本は、イギリスの神経内科の医師が書いた本です。
患者さんと家族にどのように説明し、どのようにサポートするかという点で、とても参考になりました。
(患者さんや家族が著者からpychosomaticな病状であるという説明を受け、医者に怒ったり暴言を吐いたり、というところ。医師である著者が、一人の人間としてそれにストレスを感じることが読んで取れて、とても著者を身近に感じました。)
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