こんにちは!チーム WADA 学生インターンの東京慈恵会医科大学医学科5年 大嶋理香です。ブログ投稿はチーム WADATシャツについて(https://teamwada.net/blog/area02/7366/ )を書かせて頂いて以来で、緊張でキーボードを打つ手が震えています。笑

 

さて今回は、「実際どうなの?医師の海外派遣 〜数多の派遣経験を持つ女性医師の視点から〜」と題して、麻酔科医 佐藤聖子先生(兵庫医科大学 救急災害医学講座)に、医師の海外派遣についてインタビューさせて頂きました。

動画はこちらからご覧いただけます!→

 

医師の海外派遣をテーマに、国境なき医師団(MSF)・日本赤十字社での派遣時の現地生活やエピソード、派遣に対するモチベーションなどについて、幅広いお話を伺うことができました。海外派遣に興味はあるけれど実際にどうしたらいいか分からない、自分にもできるのかな、などと迷われている方には特に、ぜひ見て頂きたい動画です。

冒頭から佐藤先生の海外派遣経験の豊富さに驚かされます。まさに現在(2021年10月)も派遣に行かれていますし、今回のインタビューでは、「とにかく楽しい」「また何度も行きたくなる」と、海外派遣の大変さと同時に楽しさも実感されていることがとても印象的でした。海外派遣というとどうしても「大変そう」「危なそう」なイメージがありますが、それを超える楽しさ、やりがいがあるのだと思うと、自分も行ってみたいなという気持ちになりますね。

 

個人的な話になりますが、インタビュー企画当時の私は、将来の進路に悩んでいました。アメリカやヨーロッパへの臨床留学がしたい、研究もしたい、発展途上国でも働いてみたい、結局何をしたいのか分からない….。そんな時にふと海外派遣に関するインタビューをしてみたいなと思い立ち、幸運にも実現の機会を頂けました。当初思いついた質問はなんと30個。とても全てを動画にするのは無理だと思い、インターンの北川くん、鳥居さんの力を借りて、なんとか11個に厳選していきました。視聴者の方が知りたいことは何だろうと考えを巡らせながら、動画を作り上げる作業は大変ながらも楽しいものでした。

それと同時に、

「海外派遣の良い所は、やる気さえあればいつでも行けること」

という佐藤先生のお言葉が、自分の悩み解決の糸口になりました。どれか一つの道を選ぶのも一つの手ですが、「何事もタイミング、やりたいことはいつも頭の片隅に置いて準備をし、今だ、と思った時に順に挑戦していけば良いのでは」と自分なりに答えを得ることができました。この動画がどんな形であれ、視聴者の方にとっても何らかの決断や将来のヒントになれば嬉しいです。

 

最後になりましたが、今回の撮影に至るまでには佐藤先生を始め、MSF広報部の方にも、文面では表し切れないほど、多大なるご協力を賜りました。また、動画にはないアフタートークの時間で、インターンからの山のような質問にもかかわらず、佐藤先生はとても丁寧に答えてくださいました。インタビューを快く引き受けてくださった佐藤聖子先生には改めて感謝いたしております。また、企画進行に際してご協力くださった中嶋優子先生、北原大翔先生にも、心より御礼申し上げます。

 

それではまた次の動画まで!

 

※こちらの動画内の情報は全て撮影当時(2021年8月)のものとなっております。最新の情報は各種ホームページにてご確認ください。