少しずつですが、友人・同僚経由でイギリス看護留学についての質問が来ていたので、少しまとめて見ました。

 

 

Q1 “日本では看護学校卒で大卒では無いですが、留学はできますか?

 

  1. 出来ます。日本の看護師国家資格があれば出来ます。ただし、就業経験の無い新卒者は現地での就業はかなり難しいかと思われます。(以前、就業経験3年以上は必須事項でした)日本の大卒であろうが、
  2. 専門学校卒であろうが、所詮履歴書上の事だけなので、関係ありません。
  3. 現地の人は国外の有名大学卒だろうがどうでも良い事なんです(笑)

因みに私のイギリスで看護師として勤務している9割の友人達は看護専門学校卒です。

 

 

 

 

Q2 “看護師になる為のトレーニングを受けるには英語のレベルが足りないのですが、 

看護助手(Health Care Assistant)としては就職はできますか?

 

  1. 出来ます。が、GCSE(General Certificate of Secondary Education) Level (日本の中学卒業レベル) の英語と数学が必須です。何処の病院の就職試験でも必須でテストされます。
  2. というのも、H C Aとして就職出来た際、国の規定で “Care Certificate” と呼ばれる簡単な看護行為を行う為のトレーニングが課せられますが、これは就職して3ヶ月以内に終了しなければならず、

出来なければ、退職をしなければならない事もあります。日本で看護師として勤務経験があれば、

簡単な看護行為ですが、これを全て英語でコミュニケーション取りながらなので、中々大変です。

就職したは良いけど、看護師の様に勤務希望の科(マッチング)が無いので、勤務経験の無い科の仕事は

大変です。

 

 

 

Q 看護師の就職(留学)には医師の様にコネがあると有利ですか?

 

  1. 関係無いと思います。医師の様にC Vに沢山研究内容や、論文の掲載は必要ありません。

何処の病院も指定のC Vがオンライン上にあるのでそれを埋めていけば良いですが、

一番私達(試験官)が見ているのは、何処の機関(大学、以前の勤務先など)でどんな

トレーニング(専門的な)を受けているか、カバーレーター(志望動機など)の内容などです。

カバーレターはかなり重要で、余りに内容がショボいと、当院(当科)に興味無し(数打てば当たるみたいな)と見なして、書類選考で落としてしまいます。一番はまず書類選考に通る事を考えて頑張って見ましょう。

特に人気のあるロンドン市内の大学病院は競争率が高く、人気のある科のポジションは100倍超える事があります。なので、多くの履歴書は人事で裁いてもらい、私達(試験官)の元に来るのは約30通程です。

そこから各ポジション約10名程に絞って面接と実技(V Rを使って簡単なO S C E)で最終的に決めます。

 

 

Q お勧めの英語教材はありますか?“

 

  1. これが良いと言える教材は人それぞれです。私が使っていた教材は下に写真で貼っていす。
  2. 因みに私は“和英辞書”を使いませんでした。常に“英英辞書”です。これは当時私の英語の先生 – Tim先生が
  3. 私の頭を常に英語脳にする為に英英辞書の使用を徹底したと後で聞きました。
  4. 初めは無限ループ状に調べまくるという感じでかなりハードルが高いですが、私は辞書を常に持ち歩き、
  5. 使っていたので一代目の辞書がボロボロに分解して昇天しまいました(笑)今は2代目の辞書(写真)を使用しています。今は携帯でササっと単語のチェックが出来てしまいますが、やはりきちんと勉強するなら辞書の
  6. 使用をお勧めします。

 

 

 

 

まだまだありますが、今日は一旦ここまで(笑)

 

個人的に何か質問がある方は、チームWada お問い合わせフォームから送信下さい。

また、就職試験前のInterview PracticeなどもZoomで個別相談受け付けます。