ご無沙汰しております、ベルギーの澁谷です。

 

実は先日ようやくオランダ語の試験に受かったのでうれしくてご報告させていただきます。

僕の留学先であるベルギーのLeuvenという街はオランダ語圏の街でみなさんオランダ語をしゃべっています。

というのもベルギーは公用語がオランダ語、フランス語、ドイツ語の三カ国語という昔の陣取り合戦の末にできた国という歴史があります。

 

留学して最初に心臓外科の秘書さんに言われたことは、「政府にfellowとして登録してもらうにはオランダ語の資格が必要なのよ!学校通ってね!まあ、勉強中っていう申請でも通るんだけどね!」。

、、、、ほうほう、語学学校ね。ほうほう。

 

実は日本でも少し独学でオランダ語は勉強しましたが、見たことも聞いたこともない言語を勉強するなんて、全くさっぱりおもしろくもなんともなかったのでとりあえず大学の運営している語学学校に通いました。

大学附属の語学学校なので様々な語学のコースがあるのですが、オランダ語は大変人気でした。

授業は週に2回、一回3時間半のレッスンで4ヶ月。正直かなりキツかったです。

クラスメイトは最初30人くらいですが、1ヶ月で1/3は脱落するという有様。

というのも、学費がこんだけやって35€(5000円弱)なのでみんなばたばた途中リタイアしていきます。

オランダ語は英語とドイツ語の英語寄りの言語として英語圏の人にはとても勉強しやすい言語だそうです。

が、が、僕らはアジア圏出身です。

他のクラスメイトが「あ〜〇〇語の〇〇に似てるね!」とか言ってるのが全然共感できませんでした。

2回あった中間試験の末に、speaking/listening/writing/reading のテスト(3時間)をクリアしてようやくオランダ語の資格をゲットできました。

 

まさか自分が第3言語を習得しようとするなんて留学前には微塵も想像できなかったです。

まあ、これも長い人生の中のいい経験として捉えられたらなと思います。

 

写真はオランダ語の先生と卒業式で。

僕の発音がかなりいまいちでしたが、いつも前向きに指導してくれました。