【たぶん日本初】ボーダーラインでSTEP3を合格した医師の取り組みと全模試点数を公開します
12月8・9日にグアムでステップ3を受験して、12月22日23時に結果が出ました。以下に示すように、ボーダーライン198点で合格しました。まさに薄氷の勝利でした。
先日の体験記でお伝えした、本番の試験の点数を推測してくれるサイト https://www.predictmystepscore.com/ では95%以上の確率で209±1点とれるという事でしたが、大きく外れていました。むしろU worldの模試SIM2が194点で、そちらの方が近かったです。
このSIMにはCCSの要素が含まれていないので、今回僕が198点で合格できたのはCCSで4点分挽回できたからなのかなと推測しています。当初CCSには全く力を注がず、U WorldのQ bankのみやっていました。直前で瀬嵜先生のブログや、合格者のアドバイスを受けてCCSを詰め込んだ形でしたが、これが見事功を奏したものと考えます。
今回、ボーダーの198点で合格したわけですが、最も効率的な合格の仕方であったと言えると思います。ボーダー合格体験談として後進の皆さんの背中を押すためにU worldの途中経過や勉強期間を以下にお示しします。僕以上の模試点数やQ bank正答率をもって本番に臨めば多分合格することができると思いますので是非参考にして下さい。
まず、イムス葛飾ハートセンターでの勤務時間ですが、週4.5日勤務(日曜~木曜勤務、金曜と土曜は休み)で当直は月6-7回、オンコールは週1-2回。当直明けは昼ぐらいに帰ってビールを飲む。勤務時間としては、朝7時に家を出て、夕方18時半には帰宅。自宅には幼稚園児2人がおり、在宅時は彼らの対応が必要。
STEP3の勉強は試験の3ヵ月前(9月7日)から開始しました。そこから2ヵ月間(11月7日)かけて1周(1670問。miscellaneousの30問はやらず。)を終了。10問を15分でやって、解説の一番下のまとめの部分だけ読んでそれをFlash cardにコピペしてストック。1日平均30問。1日の平均勉強時間は2時間位。1670問の正答率は53%で、3パーセンタイル(下から3パーセントの順位)ぐらいでした。
1周目終わった後、12日間でFlash cardにコピペしてあった解説部分(1670問の解説要約)だけをさくっと読んで、第一回目の模試SIM1(11月19日、試験18日前)を受けました。その結果が以下の通り。
これでいけるような気がしなくもないと思ったので、11月20日から1周目で間違えた問題のみ(約900問)を40問60分で解きました(80問/日)。これが終わったのが12月3日(試験5日前)。この900問の正答率は65%くらい。この時に間違った問題(約300問)はマークをしておき、試験前の5日間で解き直しました(正答率80%)。
CCSは試験の14日前からInteractive caseを1日3問ずつ解くようにしました。最初は操作方法が全く分からなかったので、瀬嵜先生のブログを読みながらやりました。5問くらいやると何となくやり方が分かってきて楽しくなってきました。この解説は長いので飛ばしてClock managementのみ読みました。Interactive caseを51問解き終わったら、practice case 41問を読みました。最初の3問は解説を読んでいましたが、長くて眠くなるので残りの38問は答えとorderの部分のみ読みました。大切だったと思ったのは自分でオーダー入力する単語は出来るだけ沢山覚えるという事です。単語を読んでわかるのと自分でスペリング出来るのは別物なのでそこは注意するようにしました。試験の2日前にツイッターで合格者の皆さんから、「CCSがむちゃくちゃ大事」だとアドバイスを頂いたので、この92問のclock managementのみ再度読み直しました。これが効いたと思います。
試験前日に2回目の模試SIM2を受けました。その結果は、正答率53%、予想点数194点でした。愕然としましたが予想点数サイトの点数が209点だったので自信をもって臨みました。
手ごたえとしては、本番1日目の正答率25~30%ぐらい、本番2日目のマルチプルチョイスの正答率は60~70%くらい。CCSは13問中11問は自信をもって入力出来て制限時間前にいい感じで終了。1問は真逆の治療をして状態が改善せず、最後に気づいて入力変更。1問は診断がつかず何となく終了。といった感じでした。
以上、恥ずかしながら自分の点数をお示ししました。自分で言うのもなんですが、かなり分かりやすい指標になるのではないかと思います。是非参考にして頂いて確実に合格して頂ければと思います。
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