【ニュージーランドで胸部外科フェローをなさっている白黒先生が満を持してブログを書いて下さいました。今回は英語に関してです。とても勉強になると思いますので読んでみて下さい。ツイッターも面白いです ⇒ https://twitter.com/sirokuro1296

 

基本的にあまり表に出れるような者ではないのですが、月岡先生より機会を頂戴しましたので、今回Team WADAにブログを記載させて頂く事になりました。

ブログなど一度も書いたことがないためTwitterの方でどのようなお題がいいのかを質問させて頂いたところ英語に関する質問が多かったため、どのような英語の勉強方法だったかを記載させていただきたいと思います。おそらく全く当てにならないと思いますが、一応反面教師としてお伝えさせていただきます。

 

IELTS

まず第一前提として英語は大嫌いで、中学高校と成績もよくありませんでした。大学の必修科目の英語もとりあえず授業に参加するといった程度でした。

その状態から英語開始ですので、まずは基礎からはじめました。○週間でやり直す中学英語という本が何個もありましたので、その中の本から適当なものを一つ選び1ヶ月かけて覚えて覚えました。因みに英語の勉強時間というのは毎日30分から多い日で2時間程度になります。土日もそれくらいしかしておりません。その後英会話を始めることになります。オンライン英会話を始めました。色々な会社の無料体験を行い一社に決めまできるだけ毎日行いました。また同時にIELTSの過去問集を購入し問いていくということをして、半年後にIELTSを受験しました。その時の結果は散々たるもので

リスニング4.5

リーディング5.5

ライティング4.0

スピーキング4.5

となっております。まあ、結構がっかりしてその後は1年位IELTSは受けませんでしたが、とりあえずオンライン英会話と過去問集を継続して何回も解くことを続けておりました。その結果第2回めは

リスニング5.0

リーディング6.0

ライティング5.5

スピーキング5.0

と少し上がりました。そのためそれに気をよくして半年後に受けたのですが、

リスニング5.0

リーディング6.5

ライティング5.0

スピーキング4.5

となり全然の伸びずここから停滞期が続くことになりました。お金と時間があるのならおそらくここでどこかのスクールなどに通えば、客観的な指摘が入り、英語を伸ばすことができたと思います。しかしながらそうできない理由、独学を続けなければならない理由が存在しました。まずお金ですが、スクール費用はかなり高いです。今でこそ関東、関西にいくつか存在しますが、十年近く前はあまりなく、授業を受けに行くのに新幹線を使わないと行けないという事にもつながりました。また、時間がなかったというのもあります。仕事が忙しく授業そのものに出席できないのであればお金の無駄になります。今でも覚えているのがICUの患者がすべて自分の受け持ちとなり◯●部屋と呼ばれたときもありました。それでもyoutubeや他のかたのブログをみながら5年目あたりでIELTSを受けた際にはOAで6.0を超え、リーディングは常に7.0以上だったのですが、このままでも他のスキルの関係で受かるのかどうか分からなくなって来たため、また更にブログ徘徊を始めるとOETで受験され合格された方のものを見つけたため一度受けてみようと思いました。また他のブログにもIELTSのOA6.0がOETへの移行時期と書かれたものもあり後押しとなっております。こちらはおそらく看護師さんようのものでそこから現地の学校へ行きOETへの切り替えを狙うというものでした。

 

OETへ

もちろん試験を受けるにあったって、まずは問題集を買いました。問題集は公式のものしかなかったた過去3回分が入ったものを購入し一回全部通して試験に望みました。その結果初回からリーディングとライティングはパスしスピーキングもIELTSと比較すると評価が高めでした。しかしながらここでネックとなってくるのがリスニングです。リスニングの問題は現在は変更となっており、選択問題となっていると思いますが、昔のリスニングは必要な事を書き出すという速記に似た仕様となっていたため点数が伸びなかったです。そのため、ここからはリスニングとスピーキングに全振りという形をとりました。教材として使ったものはBBCの6 Minutes English、ドラマでおなじみのERやTED talkで、他にはオンライン英会話を1日1回以上というのを続けておりました。

そのままのらりくらりと半年から1年毎にOETを受けるということをしていたのですが、8年目にOETを受験したときに突然Writingの点数が落ちる時がきました。それまではコンスタントにWritingとReadingはB判定を取れていたのですが、その時からC判定となり始めました。時を同じくしてListeningの問題が変更になりました。こちらは選択式が多数になったため楽になり点数が上がるようになったのですが、もう一息というところで到達できないという状態でした。10年目に入ったときにもう受からなくても最後の年にしようと思いE2 languageとOET onlineというオンラインのOET対策授業をとり、そこで初めてWritingの審査基準も変更された事を知りました。最後に受けた合格した時のOETは家でも受けることができるOET@Homeのプレテストが始まった時で、初めてそのテストを受けた受験生の一人になりました。その時は普通のOETとOET@Homeを同時に受けるとキャッシュバックの特典がありました。初めてのケースなのでそこでの点数を参考にしながらこれからのOET@Homeを調整するためのものだと思います。実際に合格したのは普通のOETでした。しかもストレートで合格したわけではなくspeakingはC判定であったためclaimを出して通ったというある意味悪運の持ち主です。その時は本当に嬉しかったです。

今思い返してみると、とても長かったですが、試験を受けるだけでも色々な面白い経験がありました。もともとおしゃべり好きなのでOETの会場で南アフリカの人と話してみたり(旅行中ついでに受けてみるだけと言っていました)、一度オーストラリアで働いていた看護師さんが日本で帰ってきてバイトしながらOETを受けられていたりと色々なお話も楽しかったです。連絡先を交換した人の中には諦めた人もおられました。私の場合はほぼ英語を惰性で続けており、趣味の一貫にもなっていたため、あまり集中していない可能性が高かったです。そのため試験の審査基準の変更など見逃してはいけない事を見逃したりしましたので、これから受けられる方はしっかりと試験対策をして望んでいただければ幸いです。

また宣伝になってしまいますが、OET vocabularyという本をAmazonで書いております。まったく購入する必要はないのですが、無料サンプルの部分に当時の一番言いたい気持ちが乗っていますので、裏話として見ていただければ幸いです。つたない文章ではありますが、以上でお題をいただきました英語の過程のブログとさせていただきます。