こんにちは。チームWADA学生インターンで名古屋市立大学医学部5年のYukaです。先日、野口医学研究所が提供している米国臨床留学の選考会を受けてきましたので書類の準備から面接までの体験談をシェアしたいと思います。面接で聞かれた質問はどこまで公開していいのかわからないので具体的な質問について書くのは控えますがやっておけばよかったこと、やっておいてよかったことを今後受けたいと思っている方々に役立てられるように書こうと思います。

 

私が応募したのはCRE/CSP ワークショップというもので、医学部5年生を対象に1週間トーマス・ジェファーソン大学(ペンシルバニア州フィラデルフィア)、ハワイ大学(ハワイ州ホノルル)で研修ができるプログラムです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

CRE / CSP ワークショップ | 米国財団法人野口医学研究所 (noguchi-net.com)

ほかにもエクスターンやオブザベーションなどのプログラムもあるそうです。

 

書類準備について

応募書類は以下の通りでした。

1) TOEFLの成績証明書
2) 日本語の履歴書、志望理由書
3) CV, Personal Statement

 

TOEFLは約3週間勉強し、2回受験して2回とも86点というパッとしない点数だったのでもっと勉強時間を確保したかったです。日本語の履歴書、志望理由書、CV、Personal Statementは過去に同じ留学プログラムに行かれた方々の研修レポートを参考に自分で書いた後、チームWADAでお世話になっているRossiさんとネイティブの方に添削をしていただきました。ボランティアや留学、研究、チームWADAでの活動などで履歴書を充実させられたのでこれらをやっておいてよかったと思いました。

 

面接準備について

書類提出から約3週間の準備期間がありました。周りに受けたことがある人もいなければネットに情報もなかったので対策にとても困りました。Rossiさんが就職面接の勉強会をやってくださったのでその勉強会の復習をしたりネットで見つけた就職面接でよく聞かれる質問とその回答例を参考に答えを準備したりしました。また、去年は英語で医療面接があったという情報だけ得られたので医療面接の練習も少しやりました。

 

 

面接本番

日本語での面接が1回、英語での面接が3回、ZOOMでありました。当たる面接官によって質問内容は異なるかもしれませんが私は日本語での面接は主に履歴書に書かれていることと一般的な就職面接で聞かれるような質問がありました。英語での面接は医療面接、臨床推論のようなもの、医療現場で出会う社会的な問題に対して自分の意見を述べるものがありました。面接が始まる前に面接官の先生方が口をそろえて「たくさんしゃべってください。しゃべらないと点数がつけられません。」とおしゃっていたので伝えたいことや熱意はたくさんしゃべって伝えるのが大事だと思います。個人的には臨床推論は予想していなかったのでたくさん鑑別を挙げる勉強を日ごろからしっかりしておけばよかったと思いました。医療面接はチームWADAで医療面接勉強会を運営していることもあって割と自信もってやれたので今まで練習してきてよかったです。

 

選考会を終えて準備していなかった質問も多く、できなかった、もっと準備しておけばよかったという悔しさでいっぱいでしたが、書類と面接準備を通して自分に足りないことを見つめ直す良いきっかけになりました。クリスマスに選考会の結果が届き、ありがたいことに私は補欠合格でハワイ大学での研修を受けられることになりました。私の体験談は補欠合格ですので正規合格をもらいたい方は私以上に準備をして臨むことをお勧めします。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しでも私の体験談が参考になれば嬉しいです。ではまた!Have a nice day!

 

P.S.)

最後に宣伝になりますが私はチームWADAで毎週土曜日の日本時間21時から英語で医療面接をする勉強会を運営しています。こちらのブログで活動報告をしています。いつでも参加のご連絡、お待ちしております!

英語を使った医療面接 OET対策 | チームWADA (teamwada.net)