日本での11日の滞在を終えて、暑いニュージーランドに帰ってきました。

娘の買い物や美味しいものを食べる、というのが最初の動機だったのですが、そのほかに詰め込んだ私の目的もほぼ達成することができました。

 

1.月岡先生に会う

うちの娘がいなかったら、もう少し医学やお仕事の話を聞かせていただきたかったところです。

(娘が食事後に、新大久保で買い物などしたいと言っていたので、ゆっくりできませんでした。)

月岡先生には昼食を奢っていただいた挙句、お土産までいただいてしまいました。

次回はぜひニュージーランドでお会いしましょう。

 

2. 大学病院などで講演し、日本の状況に触れる

帝京大、名古屋大学、あま市民病院で医師や学生、他の医療従事者の方達とお話しできました。

と言っても、それぞれ数時間であったので、日本の総合診療科のどんな事が問題で、どんなところが利点であるかという詳しい話はできませんでした。

まあ、皆さんには私の話を、「遠い異国での話」という感じで聞いてもらったような感触です。

 

電車の駅まで、後期研修医の先生の一人と話しながら歩いていく機会があったのですが、彼女いわく、研修がプライマリケアとセカンダリーケアの総合診療をカバーしているため、自分の指導医の好みの分野により、教えられる事の重点の置き方にも偏りがある可能性がある、という事でした。

 

その他はミュージカルを見たり(ライオンキング、デス・ノート、フランケンシュタイン) ー デス・ノートは原作自体も知らず、期待せずにいったのですが、かなり面白かったです ー 古本屋に行ったり、とても楽しい時間を過ごせました。

 

例の村上春樹の本も買ってきました。読むのが楽しみ。

そのほかに買った本の中には「チーム・バチスタの栄光」があります。

これを読んでいると、ちょっとだけ外科に未練を感じます(笑)。自分の技術と知識で人の命を救えるというのは、やりがいを感じる事ができますよね。

 

また、麻酔科の先生にご苦労様です、と伝えたいです。

自分が外科医の時に、もう少し麻酔科の先生に感謝の意を明らかに表明しておくべきだったなあ、と思います(笑)。(毎回自分では感謝の言葉を述べていたと思いますが。)

チーム・バチスタの栄光