結局、タイから帰国後、日本で3年間過ごしてました。

ま、いろいろなことがあり、やっぱりアメリカへ行こうと思いました。

(詳細は、まぁ、いわゆる医〇のメンドクサイところです。)

 

病院の図書室に自分Zoneを作って缶詰めになり、何とかStep 3を取得。

ギリギリでした。

英会話学校に通いながら、留学施設を探してました。

これが結構難渋。

『自分がアメリカに一番近づいたのは、あのシカゴのInterviewか、』なんて考えると悲しくなりましたね。

 

そんな中、EmoryよりInterviewすると言われ、今度は英会話の講師に相手をしてもらって練習。

本番はSkype(懐かしいですね)だったので、カンニングペーパーを作っておいてClearしました。

 

2017年9月よりEmory UniversityでAdult Cardiac Fellowのpositionを獲得しました。

Emory大学自体は、International fellowを積極的に採用してくれる施設で、

Adult Cardiac Fellowというのは、完全にInternational fellow用のpositionです。

詳しくはEmory CT SurgeryのHPに書いてあります。

http://www.surgery.emory.edu/training/ct-surgery-residency-fellowships/index.html

私が在籍したのも5年前になるので情報は大分古いかと思います。

 

以前、問い合わせに対して作った返信内容を一部改変して添付しておきます。

 

Emoryでの研修内容についてです。
international fellowの場合、やや不確定ですが、
 
Emory University Hospital (EUH):移植、VAD、CAD、大血管、TAVR、TEVAR等、High Risk患者が多い。
Emory University Midtown (EUHM):simple case中心、Structual Heart TeamがTAVRやりまくってる。
Emory University Saint Joseph’s Hospital (ESJH):大血管、ロボット、CAD、CABGはいくらでもある。
 
の3か所をローテーションすると思います。
担当するAttending、扱う疾患群、システムがそれぞれ異なります。
 
大体4か月を一つのブロックとして4か月ごとにローテーションします。
大体ですが、EUH、EUHMでは、チーフの学年の一人と2人でカバーします。
ESJHはもう少し多いようです。
 
大体朝6時前に病院に行ってICUのPtをチェックします。
回診し、Attendingへupdateし、ICUのPA, Drと方針をチェックします。
7時30分位に患者さんが入室するので自分の症例にscrubします。
チーフに症例の選択権があるので、1例しかないときはscrubしないことになります。
基本的には手術を執刀させてくれるAttendingの症例にはチーフがscrubすることになります。
手術のメイン部分を施行できるかはAttendingとの信頼関係となるのは世界中同じかと思います。
手術が終了しICUにhand offするとon callでなければ帰宅できます。
ただ、Attendingによっては出血量、ABG、CXRの結果を要求する人もいます。
 
基本的には開胸、pedicleでの内胸動脈採取、cannulation、CPB離脱、止血、閉胸はPAと出来ることが要求されます。
 
以前はVA Hospital、Grady Hospitalという、低所得者や、無保険者向けの病院もローテートしていて
手術をしまくっていたようですが、現在はinternational fellowはローテートしていません。
 
大体ThoracicのResidentを加えて、3人でon-callを回すので、月に8-10回のon-callになります。
on-callのときはThoracicの患者もカバーするのでややストレスフルです。
他科からのconsult、他院よりのtransfer等もAttendingに報告しなければいけないのでややpainfulです。
 
週末の休みも月に2回は取れます。on callでなければ呼ばれません。
4か月に1度vacationを取ることができます。1年で計3週間になります。
 
大体毎週水曜日はAttendingの持ち回りによるレクチャー、木曜日はMMカンファレンスになります。
 
4か月ごとにローテートする関係で、Attendingとの信頼関係を作るのはやや難しいです。
international fellowの場合、当直要員、内胸採取要員の傾向はあります。
特に、Emoryは、もともとPrivateだったSaint Joseph以外は、手術室専門のPAがいないので、
バルーン挿入、positionとりなんかもやらなければなりません。
 
On-call明けも普通に仕事があります。80時間ルールはあんまり気にしていないようです。
 
今思い返すと、EmoryのTrainingは、あんまりFellowを放置しない傾向があります。
Surgical PAがいないせいか、特に、EUH/EUHMではその傾向が強いかと思います。
あとは、雑用、束縛時間が多いかと思います。
カルテの記載、同意書取りなんかは、研修開始時は大分苦労しました。
ただ、皆、International fellowの扱いに慣れていて、優しい人が多かった気がします。
また、正規Residentとの間に明確な身分の差を感じました。
 
私にとって良かったのは、
・いわゆるUSシステムに慣れることができたこと
・Robot、Structual Heart、大血管など、あらゆる分野のcutting edgeを経験できたこと
でしょうか。

Emory大学病院のエレベーター。 かっこいいな、と思っていましたが、いつの間にかチェンジされてました。

 

February 11, 2023
AN