このBlogもあと5回になりました。しかし、Blog書いてるのは私だけになりましたね。気が楽です。

 

人生で、本当に体が熱くなったことが3度あります。

 

①大学受験の時

僕は、母校を4回受験してます。プロ受験生みたいなもんでした。

3浪目に、勉強量で勝負すべく、物理を生物に変更しました。

第1志望校を前期、後期受験しようとしてね。

英語、化学、生物という勉強量がモノをいう科目で勝負しようと思ったのですね。

結局、センター試験の失敗で第1志望校は受験できませんでしたが。

 

で、母校の4度目の受験の前日に気づいたんですね、

『数学で、行列と漸化式の問題が1年ごとに出てるじゃん。今年は漸化式の番じゃん。』

急いで、当時住んでいた井の頭線、高井戸駅高架下内にあった本屋へ向かい、確率・統計の問題集を買ってきて準備したんですね。

そして試験当日、出ましたよ、漸化式の問題。

体が熱くなりました。震えました。

『落ち着けオレ、落ち着けオレ』と言いながら受験したのを覚えています。

そして合格(正規合格ね、これは言っておきたい。)

 

②USMLE Step2CS 2回目の時

僕は、大分USMLEを受けてます。ECFMG取得までにそれぞれ2回ずつ、Step3は3回受験してます。

うすうす皆さん気付いてるかもしれませんが、僕は諦めが悪いのです。

 

その2回目の時なんですが、LAで4月(まぁ、鉄則ですね)に受験するようにして、

チェンマイ大学留学前に1Mのブランクを作って必死に準備したんですね。

カプランの模試をCSの3日前に受けて練習する形にして、

その後本番というようにスケジュールしたんですね。

(これは結構いいアイデアです。

ただ、模試の出来が悪く、Pumaに慰められる羽目になってました。半泣き。)

 

そして本番、自分の前の順番は中国人と韓国人のオッサン、試験官の話も分かってない感じ。

アジア系ばっかり。体が熱くなりました。

『キターーーーーー。これはチャンスだ。落ち着けオレ、落ち着けオレ。』と、受験しましたね。

そして合格。(ギリギリでしたが。)

 

③某有名プログラムCのN先生の電話インタビューの時

Emoryにいた時に、Cの電話インタビューを受けました。

皆さんご存知、New Yorkの超有名プログラムです。

諸々の幸運が重なり、N先生にインタビューしてもらえたんですね。

その最後に言われた言葉、

『じゃあ、採用だから。NY州のライセンス確認しておいて。事務に行っとくよ。』

体が熱くなりました。『俺の人生は変わる!俺の人生は変わる!!』

 

その後、COVID諸々でこのpositionの話は無くなりましたがね。もう時効の話です。

 

先日、実家の荷物を整理していたら、T大学時代の英語の教科書を見つけました。

(ラグビーの強いところではありません)

Universe of English、今読んでも素晴らしい本です。

 

当時東大生が作った翻訳が200円くらいで売られていて、確かその名前がInverse of Englishでした。

 

1993年の本。実家の倉庫で発見。

右が東大生が書いたと思われる翻訳。 Inverse of English。 元ネタはホーキンス博士の話です。

T大生は素晴らしく真面目で、優秀で、努力も出来るんですね。

入学した頃にクラコンという飲み会があったのですね。

with 女子栄養大学だったかな。石田ゆり子様の母校です。

が、翌日講義に遅刻してきたのは私だけでした。

 

そんな影響で自分も3浪目は本当によく勉強しましたね。受験勉強でしたがね。

そして親父はいまだに武道館で撮影したT大入学式の写真を飾ってます。

 

March 8, 2023

AN