写真はいい感じに昭和感のあるポーズで写っている私です。ここアメリカ サウスカロライナ州 チャールストンはアメリカでもなかなか歴史がある街なのでその中心地にある大学College of Charlestonは1770年からある由緒正しい大学のようで素敵な建物がそのまま教室や仕事場として使われています。

後どうでもいいですがアメリカのいろいろな大学で作られているゆるキャラみたいな”東京だち”っていうキャラクターグッズがありここCollege of Charlestonはcougar(ピューマ?)がキャラみたいです。

こっからちょっと真面目な話なのでその道の方(若手の方も)是非お教えいただきたいのですが、修正大血管転位症ccTGA(Congenitally Corrected Transposition of the Great Arteries): 左心室と右心室の位置がヒックりがえり右心室から大動脈が出ている疾患です手術を生まれてすぐにしなくてもチアノーゼはありませんがそのまま大きくなるとその内体心室になっている右心室がへばって大きくなり三尖弁の逆流が出るっていう, この症例でかつ大きくなるまで気付かれず三尖弁逆流に介入する場合形成の成績が悪いので三尖弁置換術をするのが鉄則と覚えていたのですが、ここ最近形成の報告も少しづつ出ているようです。

中国からの長期成績報告だと症例を選べば割と形成もいいよ(In a highly selected group of tricuspid valve plasty recipients, although longterm survival and right ventricular function were similar compared with tricuspid valve replacement, recurrent tricuspid regurgitation was observed in 60% of these patients.: cf.Long Deng et al. Long-Term Outcomes of Tricuspid Valve Surgery in Patients With Congenitally Corrected Transposition of the Great Arteries)っていうのもありました。

ただ本当に弁が良くてリングつけるだけで良いようなもののようです。

 

本題:もっとchallengingな症例(Epstein-like displacement, tethering chordae, mild hypo plastic septal leaflet etc)で形成を経験された先生はいますかね。最近僕は助手に入らせていただいたのですが、やはり難しかったです。

こんなテクニックはどう?みたいなのも含めてコメントいただければ幸いです。あくまでも私やこれを見ている方たちの向学のためと思っているので自由にご意見いただければと思います。

 

小児心臓外科ってかなりニッチなのでこの場で簡単な情報交換やdiscussionができる場になればなあ長期的には、と思っています。ずっと真面目だと僕も疲れるのでたまにしかやりませんよ笑。