はじめまして。カリフォルニアでナースをしているなおこと申します。今回は北原先生にお話をいただいて書かせていただいています。
私は21歳の時に結婚して以来ずっとカリフォルニアに住んでいます。日本にいた時から医療系に興味がありました。子供が少し大きくなって来た2011の春から「興味があるんだったら、試してみたらいいんじゃないか?」という夫の言葉で近くのコミュニティカレッジで大学の看護学部に進むための必修科目を取り始めました。2014年秋からのプログラムに合格して、そこから卒業の2016年12月まで勉強の日々でした。大学に行って良かったと思うのは、それぞれ違うバックグラウンドと人と出会って一緒に頑張れたことです。多国籍なのはもちろんのこと、年齢も20歳から一番上は50台半ばの人まで色々でした。ちなみに、私が卒業したのは38歳です。翌年2月にRNライセンスの試験に合格して、すごくラッキーなことに3月から一般病院の内科で勤務が始まりました。アメリカで看護師不足とよく言われていますが(3年経った今は少しましになって来ているようですが)私の卒業した時はカリフォルニアの病院で新卒看護師の就職はものすごく難しかったのです。1年ちょっと内科でお世話になって、その後内科ICUに移りました。そして今年の2月から違う病院の外科ICUで勤務しています。今の勤務先のユニットは主に胸部外科の術後の患者さんです。私は新米なので開胸手術後で手術室から直接来る患者さんの担当にはまだなれません。来年の春に勤務先で”オープンハートアカデミー”と言う3ヶ月に渡っての授業・実習に行かせてもらえることになっているのですごく楽しみです。卒業してからの勉強の方が大変ですが、いつも新しいことを学べ、充実した日々です。もし何か質問があれば、北原先生にメールをお願いします。
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