初めまして。神戸赤十字病院心臓血管外科中井史(ちかし)と申します。この度は北原先生よりブログ投稿のお話をいただきましたため投稿させていただきます。北原先生には以前よりアメリカでの臨床留学について相談させていただいております。現在は私は神戸赤十字病院心臓血管外科に勤務しており医師6年目です。今回は2019年11月にフィラデルフィアにて開催されたAHA2019に参加してきました。発表前日にワシントンDCに行き北原先生にお会いしました。フィラデルフィアからAmtrakという電車に2時間ほど乗ってDCに行きました。直接お会いするのは初めてでしたが昔から知っているかのように仕事や結婚など色んな話をさせていただきました。とりあえずDCの観光(ホワイトハウスやモニュメントなど)を北原カーでしました。その後予約していただいていた居酒屋の開店時間まで隣のタピオカミルクティー屋に行きました。僕は普通にアイスタピオカミルクティーを注文し飲んでいると、車をパーキングに置いた北原先生が来店されタピオカミルクティーを注文し飲み始めました。ホットミルクティーにタピオカを入れさらに太いストローをさして飲まれており、火傷はしないのかなと一瞬思いましたが熱いねえと仰りながら飲み続けられアメリカではこれがスタンダードなのかなと思いました。そうこうしていると居酒屋の開店時間になり日本居酒屋に行きました。アメリカに来て2日経つので中井先生も日本食が恋しいでしょうとのことで連れていっていただきました。北原先生の勤務されている近くの病院で研究留学されている前田先生も途中から参加してくれました。前田先生の恋愛話の破壊力がすごすぎて、その他の話題の記憶が無くなりました。帰りの電車の時間も迫っていましたが、自分の中で前田先生の恋愛話のオチに辿り着かなければ後悔してしまうと感じてしまうほどでした。結局タイムリミットとなり北原先生にDCの駅まで送っていただきその日のうちにフィラデルフィアに帰りました。

翌日の発表は日本と同じポスター形式で3−4分程度座長の先生の前に発表し2分程度の質問に答える形でした。発表当日の夜は北原先生からご紹介いただきました東京大学の関連病院の心臓外科の先生方と食事をさせていただきました。関西と関東の医局の違いや似ている部分など色々と勉強になりました。発表翌日はTemple大学に病院見学に行きました。

アメリカの病院見学は初めての経験でアメリカのテレビドラマで見る世界がそこにはありました(大袈裟かもしれませんが)。Temple大学の病院見学の詳細については話が長くなるのでここでは省略させていただきます。その後日本に帰国し通常勤務に戻っております。現在私の勤務する神戸赤十字病院は部長、副部長、私と3人の心臓外科医で日常業務を行っております。定期手術は平均週2−3例と月2−3例の緊急手術を行っております。上司2人は非常に教育的で執刀についてはレベルに応じてさせていただいております。当科では現在心臓血管外科医、後期研修医を募集しており興味がある方は中井の方(c-nakai@kobe.jrc.or.jp)までご連絡いただけると幸いです。私自身は今後大学院進学、臨床留学などと色々未定のため来年度はとりあえず神戸赤十字病院に勤務させていただく予定です。この度は私の拙い投稿を最後までお読みいただきありがとうございました。