昨日はICUナースの為の緩和ケアのクラスがあったので行ってきました。
8時間の集中授業で久しぶりの長い授業は大変だったけど、かなり内容の濃い素敵な8時間でした。
ICUの患者はもう出来ることがなくなったときに機械に囲まれて亡くなるのか緩和ケアに移って穏やかに亡くなるのかの選択になってしまうことが多々あります。私達ナースは患者とその家族と多くの時間を過ごすので答えにくい質問や話しにくい内容の会話を余儀なくなれることもあります。
緩和ケアは私の興味のある分野の一つで、それと同時に答えにくい、話しにくい会話が、私の一番苦手な分野の一つです。
昨日のクラスはそういう難しい、答えにくい会話をどのようにナビゲートするのか、どういう表現を避けたらいいのか、便利なフレーズなどを学びました。
そしてロールプレイもしなくてはいけませんでした。ロールプレイはみんな芝居がかって見るのもするのもなんか気恥ずかしいので苦手です。
来月は”Crucial conversation” のクラスがあります。これは私のユニットナースの為の特別クラスです。
ユニットの患者層にそった教育、そしてそれに伴う医療機器を使う患者への看護するための教育はもちろん安全に患者を看る為に大切だけど、こういった大切な会話や緩和ケアへ移行する患者・家族への対応の仕方、心のケア的な教育も同じもしくはそれ以上に大切だと思います。
小さいチートシートみたいな”便利な表現集”カードをもらったので、それをポケットに忍ばせようと思っています