最終日です。
今日も5時半に病棟について、thank you message という名の落書きを病棟のホワイドボードに残して、7時からのカンファレンスに参加し、8時から16時まで外来で先生のシャドーイングをして、最後に先生と写真をとって一ヶ月の実習が終了しました。
はじめに一ヶ月の目標として以下のことを書いていました。
1.LORをもらうこと
2.一ヶ月の臨床実習で自分の現時点で通用する点、しない点を明確にすること
3.アメリカの医学部生や医者と友達になること
1.LORは一通、事前にレジデントプログラムのassociate director に交渉していて、最終日にもう一度頼んだら快く引き受けてくださりました。フィードバックをもらった際は、お世辞だと思いますが、「特にマイナスの部分はないし、熱意も伝わったし、積極性もあったし、質問もよく考えていたし、とても良かったよ」といってもらえました。海外の医学部生がレジデントに応募する際の注意点、評価ポイントなど事細かく教えてくださり、将来なんかあったら相談してねとまで言ってくださったのでお言葉に甘えてこれからもいろいろ聞こうと思います。
- 2.通用する点としない点
- 通用する点
- – 熱意や好奇心
当たり前ですが、すべての現地の医学部生が腫瘍内科に興味を持っているわけではなくて、熱意や好奇心は強い武器になりうると感じました。
– 考える力
英語力と医学英語知識が欠落していることは自覚していたので、一ヶ月どのように振る舞うことがベストか常に考えながら行動してました。現時点で能力差がある彼らに追いつこうと、1ヶ月間試行錯誤をして行動できたことは自分の自信にもなりました。
通用しない点
– 英語力
今日は病気に関することは7割程度、日常会話は5割程度の理解でした。
正直彼らの会話についていける気はしませんが、今後、少しでもネイティブの会話に慣れて自然な対応ができるように努力したいです。
– ユーモアセンス
逆境でも笑いに変えて場を和ませる能力があり、アメリカの文化の側面もありますが、すごいなあと終始感じていました。
- – 生産性
体感で日本人の二倍生産性があるイメージです。現地に来て、彼らの生産性をこの目でみることができたことは今後の財産だと感じました。
3.アメリカの医学部生や医師と仲良くなること
・どの先生もお忙しい勤務の間を縫って時間を割いて教育してくださり、10 人以上の医師と5人の医学部生と仲良くなることができました。
なかには、将来のキャリアの相談いつでもしてねといってくれた先生も何人もいて、これからも縁を切らさないよう、こまめに連絡を取ろうと思います。
総じて、自分の目標を達することができ、とても満足した実習となりました。
この実習で得た貴重な知識や交流関係を活かすも殺すも今後の私の行い次第だと思うので、彼らにいつか肩を並ぶことができるよう、これからも精進します。
ブログを見てくださった方々、ありがとうございました。
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