ようやくコロナも少しですが4月より落ち着きを見せていますが、ロックダウンが7月上旬に解除された

ロンドンにも人が街中に戻ってきたお陰で、新規感染者が増えている様です。連日のニュースでも、

新規感染者の数を報道しています。イギリスでは先月末にはレスター市が感染者の増加で独自にロックダウンを開始しました。そのうちロンドンもまたロックダウンになるのでは?と戦々恐々としています。正直ロックダウンはもう嫌ですね。

 

イギリス政府の発表ではコロナのセカンドウェーブが8月中に来るのではと予想しています。当院には現在

コロナの患者さんはいませんが、これも時間の問題でしょうか。

 

 

 

ロックダウン中、一番困った事は、どこの国の病院も同じですが、P P Eや

N I V・C P A P用のマスクやチュービングの確保。他病院との争奪戦勃発です。

今思うと本当に大変でした。

運が良い事に当院のProcurement Teamは一流商社の営業マン並みに凄いのでお陰でロックダウン中から今に至るまで、P P Eが不足していた事がありません。ニュースなどで見ると、イギリス国内でもP P Eが潤っている病院と不足している病院の格差が見られます。うちのチームには感謝しても足りないくらいです。

 

現在はコロナのセカンドウェーブと冬のインフルエンザに対応すべく、物資の購入(冬支度)をはじめました。医局の1つを倉庫として使用します。医局を追い出された先生方には申し訳ないが、場所が無いからすみませんね。看護師の休憩室を仲良く一緒に使ってもらっています(笑)なんか皆さん楽しそうに、看護師さんが作ったホームメイドケーキなんかを食べながら楽しそうに休憩しています。

活気があってよろしいござんす。

 

 

各病院の対策は色々と違いますが、当院では現在全職員は毎週C O V I Dの検査を必須で行っています。それと同時に全職員のCOVID Risk Assessmentが義務付けられました。Risk Assessmentを行う事で、COVID病棟で働ける者と感染リスクが高いスタッフとに振り分け、COVID病棟で働くスタッフはローテーションでI C UとCOVID病棟に勤務します。ハイリスクスタッフは自宅勤務となり、看護師・医師の通常業務は制限がありますが、医師にはテレクリニックを中心にやって貰ったり、看護師は事務系の仕事を振り分けたりします。なので、職を失う事が無く、しかも給料もFullで出ます。日本の某大学病院でのボーナス支給が問題になっていましたが、私に言わせれば、職があるだけ有り難い事です(笑)イギリスの病院なんて、今年はどこの病院も昇給すら無しよ?まっ仕方ないでしょうね。あれだけ感染管理にお金掛けちゃったからね(泣)

 

今年は日本にも帰れそうにないので…いや、いつ帰れるんだろう?辛いですが、少しずつ息抜きもしないとなーと思います。

 

そんな時に朗報が!! 8月一杯、月曜から水曜日にレストランで外食するとお会計が50%オフになります!政府が残りの50%出してくれるんだって!!

 

いやーイギリス政府は意外にお金持ち(笑)

 

いや、ちょっと待て!これ後に税金引き上げとかいう落ちは付いて来ないよね?

すでに今,VAT 20%なんだけど…..