先日ボスからの指令でFF Pマスクのフィッティング トレーニングなるものに参加してきました。
そんなトレーニングがある事すら知らなかったのですが、なんでもロックダウン中にとったデータで、
病院スタッフの約9割は正しくF F Pマスクを装着出来ていなかったそうです。という事は、セカンドウェーブがきた時に病院スタッフの感染リスクが高まる可能性が高いので、来週から順次、全職員を対象に
フィッティング テストが始まります。
マスク1つ当たり7分のテストをし、テストに合格するまで、いろんなタイプのマスクをフィッティングしていきます。特にアジア人は欧米人の様に鼻が高くないので、マスクを着用しても鼻の部分に隙間が出来易く、私も色々試した結果、レスピレーターが一番フィットしたので、病院が買ってくれる事になりましたが、
見た目、ガスマスクです。でも、感染するよりマシですよね。
イギリスも徐々に感染率が先週より上がってきました。特にイングランド北部
(マンチェスター、ヨークシャーなど)はロックダウンが今週より開始になりました。その内ロンドンもそうなるのでは?と今から戦々恐々としています。
N95のフィッティングテスト!!今の私の勤務先(他の病院はわからないですが)にとっては夢のまた夢です!
どこの病院も一年に一度のフィッティングテストが義務付けられていているのですが、今はN95があるだけましだから、どれでも”出来るだけ”自分にフィットするのを使うように言われています。。。写真のレスピレーター家にありますが(夫がウッドワークしたりする時用、違う種類のフィルター)使いやすいから好きです。でも、どんなに使いやすくても12時間ずっと使用したらしんどいですよね。長時間のマスク着用で鼻にプレッシャーアルサー(pressure ulcer) ができ始めてるスタッフも出てきてるようです。そういう人たちはpressure ulcer pad を鼻の上に貼ってます。。。
安全か心地よさ。。両方を得るのは難しいですね。でも、ちゃんとフィットするマスクが支給されることになって良かったですね♪:)
naokoさん、私的にはレスピレーターの方が経済的にも環境にも優しいと思うんですが….ロックダウン中に購入したFFPマスクの中には正規のCEをパスしていない、所謂フェイクマスクも多数海外から輸入して現場で使われていたとの報告もあります。全然安全じゃあ無いですよね!! マスクの長時間使用の肌トラブルの回避は難しいですよね。当院では当科のNIV使用患者さんと同様のシリコンテープもしくはシリコンパッドを早期に使用を始めたのでラッキーな事にPressure Ulcerが出来たとの報告はありません。お互い気をつけましょうね。
色々と大変ですね。ニュージーランドでは、新しいcovid-19の症例として報告されているのは、隔離施設にいる海外から帰ってきた人だけなので、普通の住人が街で色々するのも、クリニックでの診察中もcovidの事を心配する必要はなく、普段の生活が送れていて、とてもありがたく思っています。
ただ、あまり気を抜いて、covidが知らないうちに街に広がっていた、と言うことがないように、まだ風邪症状の人には検査をしています。(患者さんはあまりテストに興味がないので、医師の判断と患者さんの希望で検査をしている、と言う感じです。)
Noda先生、イギリスは国境の閉鎖をしていないので以前程ではないですが、EU諸国や日本からの飛行機+旅行客が未だに多いので、国外から感染を持ち込むケースが増えています。経済を回すにも、中々国境を閉鎖という選択肢は未だ出来ない様ですね。秋冬になると通常スタッフの Off Sick rateも上がって来るので今から溜息が出そうですよー。クリニックでの判断も難しいそうですね。