初めまして!

 

月岡さまから招待していただき、OET対策に関する記事を今回初めて投稿させていただきます。Luke Mitsumineと申します。

 

私は、SOLO IELTS TOEFLという英語の資格対策のサービスと、SOLO LANGUAGEという英会話サービスを運営しています。

 

そのサービスの一つとしてOET対策を提供しているので、サービス提供の中で得た知見を僭越ながら共有させていただきます。

 

私の細かいプロフィールなどは、以下のNOTEをご覧になっていただければ幸いです:

前置きが長くなりましたが、それではOETについて情報を共有していきます。

 

2. OETの対策方法

まずOET対策についてですが、前提として高い基礎英語力が求められます。

 

そのため、OETをこれから対策するという場合には、最低でも「IELTS6.5(TOEFL85点以上)」の英語力がすでにあることが望ましいです。

 

よく「最初からOET対策をはじめた方が効率が良さそうなので。。。」と相談を受けますが、基礎力を伸ばさない段階でOET対策を始めると、必ずどこかのセクションが合格スコアに達せず、必要以上に対策に時間がかかってしまうケースが大半です。

 

仮にリーディングの基礎英語力が十分身についている場合でも、日本で英語を学習してきた方の多くが「スピーキング」と「リスニング」で合格スコアに達することができません。現に、USMLE Step2 CSの対策を中心に行ってきた方々は、リスニングかスピーキングに苦戦する傾向があります。

 

OETのリスニングは、オーストラリア英語を中心とした様々な国で話される英語が再生されるので、一つの国の英語耳を聴いてきて対策してきた場合には、この変数にうまく対処できないといった印象があります。(また、OETはよりコミュニケーション能力に焦点を当てたテストなのか、目的が曖昧なカンバセーションも問題として出題される傾向があります)

 

以上のことにより、OET対策を考えている場合にまずやるべきことは以下の4点です:

 

  1. 精読力の向上(文法の抜けや漏れをなくす)
  2. 一般語彙力の向上(最低でも英検準1級程度)
  3. 発音の習得(細かい発音よりもテンポよく英語を話す練習)
  4. 様々な訛りの英語をインプット

 

できるだけマイルストーンを設定して学習することが理想的なので、「英検」や「TOEIC」など、比較的対策がしやすくスコアが出やすいテストを定期的に受験しながら、長期的に対策をしていくことが良いと思います。(なにより、モチベーションを維持しやすいです)

 

3. 各セクションの対策方法

 

「リーディング」

十分な一般語彙が身についているかつ、精読力がしっかりとあれば余裕を持って目標スコアを取得することが可能です。専門的な医療語彙を知っていればアドバンテージがありますが、なくても十分スコアを取得することが可能です。

 

「ライティング」

受験するテストによって内容が若干違いますが、基本的にはどれも同じで段落構成をみにつければ比較的スコアが簡単に伸びるセクションです。「手紙の意図が明確かどうか」「伝えるべき情報をピックアップできているか」の2点が重要になり、ライティングも専門的な医療語彙を知らなくても合格ラインに達することが可能です。

 

「リスニング」

おそらくOETの中で最も難易度が高いセクションです。書き取りの問題もあるので、「症状」「処方薬」の名称は最低でも英語で把握していることが望ましいです。また先ほど述べたように、使用される音源にさまざまな訛りがあり、日常的に広い意味で英語をインプットしていないと、音声認識すること自体に苦労します。

 

「スピーキング」

英語力のテストでは唯一「インターパーソナルスキル(人間性)」が評価基準に含まれています。正しい英語をはなすことよりも、自然なテンポでコミュニケーションを取る力や、患者役の面接官に共感を示す表現などを多用すると比較的スコアが伸びやすいです。これまで真面目に英語に取り組んできた方は、苦手と感じやすいセクションです。

 

上記はかなりざっくりとした対策方法です。念のため、過去にまとめた記事があるのでそちらも参考にしていただければ幸いです:

 

  1. 参考記事1. OETの概要
  2. 参考記事2.OETリーディングパート1対策
  3. 参考記事3.OETリーディングパート2対策
  4. 参考記事4.OETリーディングパート3対策
  5. 参考記事5.OETリスニングパート1対策
  6. 参考記事6.OETリスニングパート2対策
  7. 参考記事7.OETリスニングパート3対策
  8. 参考記事8.OETスピーキングの流れと役立つ表現
  9. 参考記事9.OETライティングの型(Nursing)

 

4. 対策に役立つウェブサイトやツール

 

対策は、必ずしもOETの模試で勉強する必要はありません。というのも、OETのリソースは限定的なので、模試を中心に学習するとすぐにリソースが枯渇してしまいます。

 

可能な限り、医療専門誌や医療トピックに関連したニュース、Youtubeやポッドキャストなどを使用して日常的に英語に触れる過程で英語を学習していき、定期的に模試を受けるのが良いと思います。

 

以下に参考までに、対策に役立ちそうなサイトを載せておきます:

 

  1. サイト1. OET公式ホームページ(無料のサンプル問題にアクセス可能です)
  2. サイト2. OET Listening(Youtubeチャンネル、リスニングの問題が多数アップロードされている)
  3. サイト3. https://1filedownload.com/oet-2-0-reading-samples/(リーディングの問題がダウンロード可能)

 

また上記のサイト以外でも、OETの公式ホームページで、公認されたOET対策講座を開講している学校を紹介しています。いずれのサイトも「約25USD ~ 200USD」の範囲で、何かしらのOET対策パッケージを販売しているのでそちらを活用することで情報にアクセすることが可能です:

 

  1. 参考:https://www.occupationalenglishtest.org/preparation-providers/ 

 

こういった別のプラットフォームで投稿することが初めてなので、うまく伝えることができたかは分かりませんが、上記の情報が皆様の役に立てば幸いです。

 

ご質問などありましたら、luke@solo-language.comまでいつでもご連絡ください!

 

長々と失礼しました。ありがとうございます!