木南先生の投稿と少し似たようなことがありました。

 

Mr.アリソンという難しい英語を話すコンサルタントがいるのですが、NZ訛りだしこもった喋り方をするし速いし政治の話とかばかりするので基本的に何を言っているかわかりません。オペ室外では5割くらい分かればいい方で、オペ室ではマスクをつけるので4割くらいしかわかりません。なので、とにかくイエスかンーフッと言ってやり過ごしていました。

 

ある日、Mr.アリソンが手術が終わる間際に妙に意味ありげなトーンで「?>“<P!'(&)($==!」と言って来ました。全く何を言われているかわからなかったので、「すみません、もう一回言ってもらえませんか?」と言いました。すると、同じように「?>“<P!'(&)($==!」と言って来ました。これも全く分からなかったのですが、流石にもう一回聞くと失礼だと思い(後で看護師さんに聞けばいいし)「ンーフッ!」と言いました。すると、少し間をおいてゆっくりと「?>“<P!'(&)($==!」と言って来ました。これにより僕の返答が不適切だったことに気づいたのですが、それでもなお何を言われているのかわからなかったので、しょうがなく伝家の宝刀を出すことにしました。「イエス。Mr.アリソン!」。するとMr.アリソンは少し間をおいて「オーケー、ユウスケ」と言って去っていきました。

 

さすがに何を言われているか気になったので看護師さんに「あれなんて言ってたの?」と聞くと「あー、あれ多分、see you tomorrow!って言ってたんじゃない!?」と教えてくれました。

 

流石にショックでしたが、自分が逆の立場だったらと思うと申し訳ない気持ちにもなりました。