文化背景の違う人たちと働く、そして誰かに雇われるとなるとインタビュー(面接)を突破せねばなりません。その際、厄介なトピックの一つが、期待のさせ方。

ご存じのように日本は謙遜文化です。面接でも、100できたとしても80できます、という形で話そうとする。これは例えば、「あなたは英語ができますか?」という質問にいつまでたっても「いやいや、まだまだです」というような回答をするというとわかりやすいかもしれません。

 

ただ、文化圏が違うと期待のさせ方も変わってきます。100できるものを、あえて120という、そして実際のアウトプットは100となる。このような文化を持つ国は世界中にたくさんあります。
そして、そのような文化背景を持つ面接官に「私は80できる」といったとします。するとその人は60しかできない、パフォーマンスが低い人ということになります。
かたや日本の文化背景を持つ人が120→100の文化を背景に持つ人を面接すると「約束が守れない」となってしまいます。

どちらの文化が良い、悪い、という話ではありません。ただ、違うというだけです。やるべきは違うということを認識することです。そうすることで対策がとれるのです