こんにちは。Team WADA看護部所属の聖路加国際大学4年の樫尾正子です。

 

看護部では、「世界で活躍する看護師動画」という企画を行っております。

この企画では、世界で活躍する看護師にクローズアップして、看護学生、看護師の留学や海外での勤務をしたい人への情報提供、またいろいろな人に知ってもらうことを目的としています。

 

今回は「イギリス、オーストラリア、カナダの海外3カ国比較!」ということで、各国で働く看護師へインタビューを行い、日本を出て海外で働こうとされたきっかけや働く中での看護師としての想い、その国の衣食住についてなどをお話しいただきました。

 

インタビューの中で様々なお言葉を頂戴し、自分の中に落とし込む機会をいただくことができました。

 

海外で働く中で、多様な文化、価値観、健康への意識があり、人種・国・宗教で違うことから、国際人としてより一層広い看護の視野が学べることや、看護師という職業が社会的信用度の非常に高いこと、また職種が多いことで看護師が自身の専門性を持って仕事ができることが印象深かったように思います。

 

また様々なお話の中で、多様性や言語の壁がありながらも、看護師としてプロフェッショナルとしてどのように工夫するか、どのように動いていくか、どうすれば患者さんのセイフティやQOC(Quality of Care:ケアの質)を高められるかを考えながら動いていくことに生きがいを見出していく中で、デメリットをメリットに変えていくという姿勢が備わってきたとお聴きしましたが、「デメリットをメリットに変える」という姿勢は、我々が看護師としても人間として生きていく上でも必要な姿勢であると感じました。これからの自分の行動に生かしていきたいと思います。

 

最後にインタビュイーからのメッセージをいただきました。海外に行こうと思った時に、自分に本当にできるのだろうか、とても壁が高いんじゃないか、と思う瞬間がくるかもしれないけれど、諦めない心を持って、情熱を持って望んで欲しいという言葉に、大変感銘を受けました。

海外へ行こうと考えている方は、お金と英語力と情熱を持って、自分自身の中にある、こうありたい、また、ここで何がしたいという意思を抱いて、諦めずしっかりと準備をしていくことが必要であると思います。

個人的には、やりたいと思ったらその気持ちを大事にして、一度取り組んでみるといいと思っています。

傷ついてもいいから自分の気持ちを大事にして行動することが、自分を大事にすることだと思うからです。

 

この度は、御三方から大変貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございました。

もし海外に興味があり行ってみたいという方がいたら、ぜひTeam WADA看護部にご連絡ください。