みなさんこんにちは!

昭和大学医学部2年の臼井萌奈です。

 

今回、記念すべきUSMLE勉強会第1回が開催されました現在でもclinical-dojo-advancedUSMLE勉強会はありますが、all Englishのadvancedよりハードルが低日本語でUSMLEを取り組める入門編ということで多くの方が参加してくれました。この勉強会はUSMLEの勉強始めたばかりの方や、始めたいけど何をしたらいいかわからない方など、低学年、中学年の方にも気軽に参加できる勉強会を視野に内容を作成しています。毎回つのテーマのもと問題を2ケース用意し、少人数のブレイクアウトルームで答えを考えた後、全体にそれをシェアしてもらい、最後プレゼンターが疾患の説明をする、というのが大まかな流れです。数カ月に一度程度のスパンで復習の回を作ろうと考えています。知識の定着の確認が目的です。

 

初回はTeam WADAコアメンバーの茅原さんと一緒に2人で作成しました。今後いろんな方にプレゼンターを経験していただこうと思っています!毎回勉強会の最後に次回のプレゼンターをしてくれる方を募っているのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

さて、第1回のテーマは循環器でした。それぞれのケースは①Plaque rupture(プラーク破裂)によるmyocardial infarction (心筋梗塞)Tetralogy of Fallot (ファロー四微症) についてでした。参加してくださった学年には、低学年からUSMLE STEP1を合格した高学年の方までいました。ブレイクアウトルームでは、ルームごとにみんなで知識を出し合って選択肢を減らしていく話し合いをしていたり、高学年の方が低学年にヒントを出したりポイントを説明したりしていて、活発なディスカッションをしている様子が見受けられました。

 

私はファロー四微症のプレゼンターをさせていただいました。大学の授業で少しわかりにくく理解が浅いなと感じていたこの疾患をこの機会克服しよう、という気持ちから選びました。First Aidや病気が見える、YouTubeのOsmosisというチャンネルなどを中心に疾患の理解やプレゼン作りを行いました。今回のケースではcyanotic attack that can be improved only by squattingという一文がkey phraseでしたね。蹲踞姿勢からファロー四微症を連想することがポイントです。どのグループも正解を導いてくれました。私は今回取り組むにあたって、プレゼンターという立場を任せられたからには、間違ったことは発表できないですし、ひとつでも多くの学びを届けられるようにと緊張感を持ちながらインプット、そしてアウトプットを行うことができたと思っています。プレゼン後に既にUSMLE STEP1に合格されている先輩から、知識の再確認ができて良い問題、解説だったとお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。

 

 参加することも、プレゼンターになることも非常に勉強になので、是非たくさんの方が今後参加してくださるとうれしいですとくに低・中学年は具体的にUSMLEに向けてどのような勉強と対策をしていこうか、大学のカリキュラムとの兼ね合いもありまだプランを立てることが難しい学生も多いと思います。ぜひこのUSMLE勉強会をひとつの目安にして一緒に継続的勉強を頑張りましょう