こんにちは、学生インターン代表の鳥居です。Team WADA学生インターンでは、英国で看護師として働かれていRossi先生より、医療面接のご指導を頂く企画を行っています。

 

今回のお題はこちら↓

 

You have received a 45 years old man complaining about suffering from headaches for nearly a year.

 

Task:  

・Start examining this patient

・Explain to this patient about his current condition, provide your suspected diagnosis and give him your proposed treatment plan

 

最近は大学でも英語の医療面接を練習したおかげか、質問は比較的スムーズに出てきたように思い、少しずつ成長しているのを感じました。

 

それでもまだまだ改善点は尽きません。

次回以降への改善点を主に2つここに書きます。

 

1 心を込めて共感すること

これは日本語でもかなり難しいところですが、特に英語だと次の質問や、鑑別疾患、必要な治療等に頭がいってしまい、なかなか共感の言葉が出てきません。少し共感の言葉を述べても、心から言っていないように感じるとRossi先生に言われてしまいました…。

日頃から患者さんの辛いことを自分に置き換えて考えてみて、心から気持ちを分かるように努めなければ、と思いました。

特に英語での共感の表現は知らないと難しい部分でもあるので、気になる方は前回の徳永くんのblogに例が載っているので参考にしてみてください。

2 最後の締めは大事

プライマリケアを担うことも多いjunior doctorとしてはどうすべきか、という話を今回はしました。初診で何も検査をしていない状況では診断はおろか、疑わしい疾患もいくつか挙がります。例えば、今回の患者さんはHeadacheが主訴ですが、

「次の診察の時にはCTやMRIといった画像の結果も出ていると思うので、その結果を上級医とも相談しておきますね。また1週間後にきてください。効くかは分からないけどこの薬をお出しするので飲んでみて良くなったら教えてください。次の診察まで、Headache diaryをつけてみてください。」

というような感じで締めるととても良いですよね。ただ診察しました、終わりです、ではなく、患者さんに次の診察まで何をしたら良いのかを提案できると患者さんも信頼を置いてくれるということです。これは言語が何であれ、すごく大切なスキルだと感じました。

 

 

今回は、平日夜ということもありRossi先生と1対1のlessonだったので、Rossi先生と色々なお話ができました。来年にイギリスでの実習を予定しているため、イギリスと日本の産科の違いから、イギリスまでの飛行機のことやプレミアリーグのチケットの取り方まで、多岐にわたる面白い話をお聞きでき、行くのがより楽しみになりましたJ

 

このように、この企画では医療面接のみならず、Rossi先生と和気藹々とした雰囲気で話すことができます!!

興味がある方はぜひ一緒に参加しましょうJ