ノロノロしていたら、国民投票間近になってしまいました。
なんとか、投票期日の前に、記事を書き上げました。
今月ニュージーランドでは、安楽死の国民投票と共に『大麻の合法化とコントロール』の国民投票もなされます。
ニュージーランドでは、普通(に見える)高校生達やもっと若い子供が、『大麻』を使っているのが稀でない事を知り、
とても驚きました。
『大麻』って言ったら、「ミュージシャンが新聞の芸能面に大麻所持で逮捕された!」って感じで、とても悪いドラッグだという認識だったので。
ニュージーランドの患者さんに訊くと、結構皆さん使っています(笑)。
『大麻』も、大人が少量使う分には明らかな害は無いようですが、一度始めたら、必ずしも少量で抑えられるという保証はなし。
とにかく、この『大麻の合法化』に関しては、色々な利害が交錯しております。
賛成派、反対派を読んでいると、色々考えさせられます。
興味がある人は、私の記事を読んでくださると嬉しいです。(読者少ないので、笑)
野田先生、
記事読みました。すごくオーガナイズされていてわかりやすかったです:)
大麻の合法化。難しいですよね。
カリフォルニアでは医療用のみ合法になりましたが、そういう”医療用カード”を持っている人が悪用(他の人に売ったり)していたり、本当に必要な人も使いやすくなったけど、その分悪用する人も多いので、私は合法にすればいいのにと思います。(悪用して儲けている人を減らすため)薬は薬として処方すればいいと思います。
私の大学の講師(大きな病院の癌病棟のナースマネジャーでした)は、交通事故で大怪我をして痛み止めに大量の麻薬(?narcotics)が処方され結局麻薬中毒&セラトニン症候群になったりして大変で、それをなんとか乗り切って休業中に大学院でNPの資格を取って自分でcannabus NPとして癌患者や慢性の痛みがある人、またはてんかんの患者を観ているみたいです。彼女に出会ってから大麻に対する考えが少し変わりました。当時、私は吸うだけしかしりませんでしたが、飲み薬や塗り薬もある事、そしてそれらを使ったからと”ハイ”にならない事も知りました。
その後医療用大麻が合法化され、悪用して儲けている人が多い事を知り、そんな事なら合法にしてタバコ税の様に税金をかけたら、そしてそのお金を予防、研究や教育の為に使う事が出来るし、悪用して儲けている人が儲けれなくなるしいいと思います。
賛成派が強調している利点(Naokoさんが最後に挙げた点など)が本当にそういう結果になるのかどうか、私は確信が持てないのです。(賛成派のいう、予測される税収入はかなり楽観的なナンバーだ、と言う意見もあります。)
ニュージーランドでも医療用マリファナは既に合法なので、使おうと思えば(高いですが)使えます。
マリファナを一度合法化してしまえば、非合法化するのはとても難しいでしょう。
違法でも多くの人が使っている現状は満足できる状況ではないけれど、合法化して大人は誰でも使える様にするのが、一番良い方法なのでしょうか。(世界の大半の国では、マリファナが合法でないのは、それなりの理由があるのではないか)
まあ、私は自分の意見で投票し、その後どうなるか見守るしかないのですが。