あっさり明日になってしまいました。

ということで、初回投稿。

 

いわゆる、JournalのSiteからどうやってこのBlogにShareするのかわかりませんので、

リンク先を掲載しておきます。

https://doi.org/10.1093/icvts/ivaa185

 

CTS netで見つけた、東京ベイの論文。

 

Delayed surgery after mechanical circulatory support for ventricular septal rupture with cardiogenic shock 

Interactive CardioVascular and Thoracic Surgery
 
いわゆる、shockになってIABP±VA-ECMOになったVSPのお話。
補助循環で、血行動態安定させてからの手術成績。
 
成績は非常に良好で、operative mortaliryは1/8。術後のHospital stayも23.5 days。
大体補助循環して2日くらいで手術に行ってる。
補助循環関係の合併症はほとんどなし。
 
VSPどうやってcloseしてるのかは記載してないようでした。
術後のTTEではresidual shuntなし。これが最も重要ですね。
 
やっぱり、血行動態安定させてからでないと、キツイのでしょう。
MOFで足引っ張られますしね。
 
今は、Impellaもあるし、補助循環上手く使って待機的手術にできないかなと思います。
Discussionにも書いてありましたが、Scarになってからでないと、糸針かけにくいですしね。
 
Emoryでは、SubcostalでRV露出させて、echo gideでpunctureしてAmplatzerで閉じたりしてました。
CardiologyといわゆるHybridです。
自分はEmoryでの3年で3例見ました。
この方法はScarになってるのには良いのでしょうが、急性期には??でした。
 
Tirone E. Davidの成績がおよそ30%のmortalityだったでしょうか。
 
あとは、
・どうやってVSP閉じるか?
も考えておかないと。
 
そうそう遭遇するcaseではないので、imageしにくいですね。
個人的には執刀の経験がないので、『こうするか』というimageはありません。
 
March 2,2021
AN